夜の街から芸能人が消えた…マスコミ「自粛警察化」の功罪

公開日: 更新日:

 NEWS手越祐也(32)が5月26日に所属するジャニーズ事務所から芸能活動自粛の処分を受けてから1週間が経つが、いまだに手越に対する風当たりは強い。

 確かにコロナ禍で手越は目立ちすぎた。3月下旬に安倍首相の妻・昭恵夫人が開いた「花見会」に出席していたことで注目を浴び、緊急事態宣言下の4月下旬に都内の飲み屋で、いわゆる「手越ガールズ」と呼ばれる女の子たちを複数集めてパーティーを開いていたことを週刊文春が報じた。これらを受けて、事務所は新型コロナ感染拡大防止支援のために結成する大型ユニット「Twenty★Twenty」から手越を外すこと決定。トドメは5月23日付の「文春オンライン」の報道で、六本木のラウンジやバーで朝まで女性らと酒盛りする姿が報じられ、ついに事務所は手越の芸能活動自粛処分を決めるに至った。

「ただ手越からすれば犯罪を犯したわけでもなく、誰かに迷惑をかけたわけでもないのに『マスコミにばれたから』で処分されるのは納得がいかないと思います。彼はこれまで通り、夜遊びを続けていただけ。その点では自業自得かもしれませんが、これまでの手越の数々の不祥事に目を瞑ってきた事務所にも責任があるはずです。それなのに、事務所、ファンを含めて擁護の声が一切聞こえてこないことには違和感を感じました」(芸能ライター・弘世一紀氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間