ずん・やすさん ネタのために自己破産して真面目に働いた
ずん結成からバイトを辞めるまでも12年かかってます。やっとテレビに出られるようになったのが、2004年くらい。きっかけはとんねるずさんの番組コーナーの「細かすぎて伝わらないモノマネ」。
■ウドちゃん(と一緒にいたら「マネジャーですか」
知名度は上がりましたけど、まだ芸人だけでは食えなくて、居酒屋でバイトしてました。お客さんから「あ、空手の師範代!」とネタのことで声をかけられたりして、お笑い好きな方には知られていたけど、僕らがウドちゃん(ウド鈴木)と一緒にいたら、「ウドちゃんのマネジャーですか」と声をかけられてましたからまだまだでしたよ。
だから、バイトと節約の日々で地元・宮崎の友だちから結婚式の招待が届いても、祝儀どころか飛行機代もないから招待状に気づかなかったフリしてました。
■1カ月の空腹を満たす気持ちで食べた白金の高級イタリアン
35歳から5年間、事務所の先輩の関根勤さんと月に1回、FMのラジオをやらせてもらった時期は収録の後、必ずごちそうしてくれました。白金の高級イタリアンでフルコース。夢のような食事です。1カ月分の空腹を満たす気持ちで食べてました(笑い)。本当においしい!