本多正識
著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

シルクがどん底の引きこもり生活から“よしもとの美容番長”になるまで

公開日: 更新日:

 “よしもとの美容番長”ことシルク。デビュー当時からの付き合いで私は“シルやん”と呼んでいます。

 年齢不詳で「20年間ウエストが64センチ」と言われていますが先日、本人に聞いたところ「30年変わりませんよ、こないだ測ったら細なってましてんハハハッ」と豪快に笑っていました。毎月「べっぴん塾」を開いて、女性ファンから絶大な支持を集めていましたが、コロナ禍で回数を減らしたり、オンラインに切り替えたり、思うような活動もできなくなっていますが、「頑張りますよ!」と意欲は満々でした。

 元々は幼なじみのミヤコさんと「非常階段」というコンビ名で漫才やコントをやっていました。デビュー後すぐに、NHK上方漫才コンテスト最優秀賞、ABC新人コンクール漫才部・最優秀新人賞などを立て続けに受賞。2人とも大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒で、現在では当たり前になってきた“高学歴芸人”の先駆けでもありました。

 そんな将来を嘱望されたコンビでしたが、小学校からずっと一緒だった相方・ミヤコさんが37歳で急死し、ひとり残されたシルやんは引きこもり生活に。

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