高倉文紀
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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

松本若菜は「新おじさんのマドンナ」だ! 壇蜜や橋本マナミの“空席”埋める存在に

公開日: 更新日:

 この夏に注目すべき、急上昇を見せる美女たちを女優・アイドル・声優など幅広いジャンルから紹介したい。

 1人目は、4月クールの連ドラ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で土屋太鳳が演じた主人公を目の敵にする義姉役を熱演した松本若菜。毒を含んだ多彩な表情の変化や替え歌をまじえた主人公への嫌みが話題を集め、「松本劇場」と呼ばれた。

 そして、7月クールは「復讐の未亡人」(テレビ東京系)で連ドラ初主演。自殺に追いやられた夫の復讐を果たすためにIT企業に潜入して、妖艶な魅力を武器に夫の元同僚たちに罠を仕掛ける主人公を演じている。

 松本若菜は1984年2月25日生まれ、鳥取県出身の38歳。ここ数年に30代後半で大ブレークした女優といえば松本まりかがいるが、彼女に続いて2022年に急浮上した“新たな松本”も同様に30代後半になってからの遅咲きブレークとなった。

 2007年に「仮面ライダー電王」(テレビ朝日系)で女優デビューして、今年で15周年。09年には「腐女子彼女。」で映画初主演。ドラマ「コウノドリ」「チア☆ダン」などにレギュラー出演したほか、「リーガル・ハイ」「相棒」「科捜研の女」「遺留捜査」「私の家政夫ナギサさん」「SUITS/スーツ2」「イチケイのカラス」「准教授・高槻彰良の推察」「ミステリと言う勿れ」など多くの連ドラに、華麗な美貌を生かして、「美しいおとなの女性」系の役柄でゲスト出演してきた。

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