“夕刊キャッチUP”の佐々木正洋さん 退局後に髄膜炎、逆流性食道炎、肋骨骨折…「今は元気」

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佐々木正洋さん(元テレビ朝日アナウンサー/68歳)

 昨年10月に心不全で亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)。名物の“闘魂ビンタ”は、この人にお見舞いしたのが最初といわれている。元テレビ朝日の佐々木正洋アナウンサーだ。昼のワイドショー「ワイド!スクランブル」で担当していたコーナー“夕刊キャッチUP”などで人気だった。佐々木さん、今、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木さんに会ったのは、東京・大崎の所属事務所。57歳でテレビ朝日を早期退職し、フリーとして活動している。

「フリーになった直後は、パーティーがあると聞けば顔を出し、必死で名刺を配りまくっていました。月に800枚配って、疲労でダウンしかけたことも(笑)。いろんな仕事をいただきましたが、僕の“元テレビ朝日アナウンサー”の肩書を利用しようと寄ってくる人も多く、だまされたこともあります。ギャラをいただけなかったりね。ただ、僕は楽天的だから、ちっともめげていません。やる気を失わない才能はあるんです(笑)」

 そのやる気で、出身地・九州の紀行番組やラジオ、俳優・横内正との舞台などさまざまな仕事に挑戦してきた。この3月までは、駒沢女子大学で講義を担当していた。

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