桧山珠美
著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

日テレの“独壇場”日曜夜が激変…「行列ができる法律相談所」急降下で21時台を制するのは?

公開日: 更新日:

フジ「まつもtoなかい」が殴り込み

 フジテレビは3月までアンガールズ田中の「呼び出し先生タナカ」を放送していたが、これを月曜20時台に移動させ、スタートさせたのが「まつもtoなかい」。

 松本人志が「ワイドナショー」を辞めてまで始めたとハードルを上げるだけ上げてしまい、失敗は許されないし、相棒は体調不良から復帰した中居正広

 実はこの番組、土曜プレミアム枠で「まつもtoなかい~マッチングな夜~」というタイトルで過去に2回、特番として放送され、第1回放送は第58回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞を受賞している。

 仮に「行列」を終わらせるとしたらこの番組かと注目している。

 ちなみに第1回のゲストは香取慎吾SMAPの番組を見ていた世代としては、中居と香取の6年ぶりの再会はやっぱり感動的だった。

 香取が中居に毎日メールを送っていたという話もさることながら、この2人を同じ画面で見られてウルッとしたほど。放送の合間のCM中には「風間公親-教場0-」の木村拓哉草彅剛も出てきてこれで稲垣吾郎が出てくればコンプリートだった。

 翌週のゲスト、上沼恵美子×北川景子もよかった。

 ただ、1時間のトークが持つタレントは多くないだけに、そのキャスティングが大変そう。例えば貴乃花VS宮沢りえクラスの衝撃マッチングができるか。

 ドキュメンタリー、ニュース、ドラマ、バラエティーとフルジャンルが並ぶ激戦区の日曜21時で勝ち残るのは……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白