広末涼子「不倫否定のウソ→事務所非難」でたどる宮迫博之と同じ"芸能界総スカン"のイバラ道

公開日: 更新日:

宮迫博之は闇営業問題で「ギャラをもらっていない」とウソ

「今回の広末さんの件を見て、『闇営業』問題のときの宮迫博之さんとそっくりだなあと思いましたね」

 と話すのは芸能プロダクション関係者だ。『闇営業問題』とは、19年に発覚した宮迫や入江慎也など多くの芸人が、所属する吉本興業を通さずに反社会勢力の会合に参加し、ギャラをもらっていた問題だ。

「当初、宮迫さんは『ギャラはもらっていない』とウソをつき、それが後々バレることになりました。つまり、ウソから問題が大きくなったわけです。ですが宮迫さんは吉本に無断で謝罪会見を行う準備をし、前日に吉本に契約解除されました。会見では自身の闇営業問題はさておき、宮迫さんは事務所からパワハラまがいの圧力を受けたとの批判を繰り返した。これにより吉本の岡本社長は謝罪会見をするハメになるなど、話題は闇営業から吉本の企業体質へと移りました」(女性誌記者)

 当時、宮迫が吉本の岡本社長から言われたとされる、「お前らテープ回してないやろうな?」というセリフはその後、芸人たちがネタにするほど話題になった。だが、吉本としては宮迫から被った"とばっちり"に怒り心頭だった。

■広末も宮迫も発端は自分が撒いた種

「広末さんも宮迫さんも、自分が蒔いた種なのに、なぜか風向きが悪くなった途端に事務所批判をするようになった。でも、プロダクションサイドとしては、『あなたのウソでこっちは大変なんだよ!』っていう心境でしょう。いいか悪いかは別にして、事務所はこれまで何度もスキャンダルから守ってきたはず。それでピンチになったら全部事務所を悪者にするような主張は、芸能界全体から信頼を失う行為でしょうね」(前出・芸能プロ関係者)

 吉本退社後、YouTubeを活動の中心にしている宮迫。本人が望む"テレビ復帰"は、独立から4年経った今も実現していない。

「まず事務所としてもタレントからウソをつかれた時点で、お互いの信頼関係は破綻してしまいます。なぜなら闇営業でも不倫でも、事務所はすべてを把握しなければ、きっちっとした対応が出来ない。なので、初めに文春にウソをついたのは広末さんなのに、事務所の対応に不満があるというのは、事務所サイドとしては納得いかないでしょう。長年、事務所が広末さんのことを守ってきたのは芸能界では有名な話ですから、そこがこじれるとなると、救いの手を差し出す業界関係者は、宮迫さん同様、なかなか見つからないんじゃないですかね……」(前出・芸能プロ関係者)

 40歳を過ぎて、第二の黄金期を迎えていた広末。今回の不倫騒動で、宮迫の二の舞になってしまうのだろうか……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  1. 6
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  2. 7
    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10
    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる