NHK紅白が第1部30%割れでジャニオタ歓喜だが…“NOジャニーズ”は本当にダメージだった?

公開日: 更新日:

 というのも、大みそかの紅白の放送時間中にはSnow ManがYouTubeの公式チャンネルでライブを生配信しており、その最中には「最大瞬間風速」たる同時接続数が133万人に達するなど、大盛況を博していたのだ。

 ただ、これらの動きを見て必ずしも旧ジャニーズの抜けた穴が大きいと判断すべきではないと話すのは元芸能記者でネットニュース評論家のシャンパーニュ佐々木氏だ。

「ネット配信で133万人ということは、日本の総人口である約1億3000万人から考えて視聴率としては1%に相当します。今回の紅白は旧ジャニーズの代わりに別の出演者を擁立したわけですから、Snow Manが叩き出した『1%』を単純に足せばよいわけではなく、『どの出場者と差し替えれば視聴率を上げられたか』を考えなければなりません。ですので、単純に『Snow Manが紅白の前半に出演していれば30%割れは防げていた』と考えるのは早計でしょう。旧ジャニーズで現在一番人気ともいえるSnow Manですら視聴率では1%ですから、例年通りに旧ジャニーズが5、6組出演していたとしても、視聴率30%割れが防げたかは怪しいのではないでしょうか」

 2022年までは、紅白に対しては「ジャニタレが多すぎる!」といった批判が視聴者から起こっていた。しかし、いざいなくなってみれば、それほど依存すべき存在だったかどうかは怪しいのかも。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?