恋愛映画『広末涼子の人生』(仮)での鳥羽氏は中継ぎキャラ? 波乱のスキャンダル史はまだ続く

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コクハク

昨年6月、人気シェフとのダブル不倫報道

【「残念プロフェッショナル」の流儀】

 昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャンドル・ジュン氏による単独会見を経て離婚。そして26年間所属していた芸能事務所から独立し、芸能活動をリスタート。波乱の一年を歩んでいます。

 4月17日には騒動から初の公の場となったイベント出演を果たすなど、本格復帰に向けて歩み始めている広末涼子。「『残念プロフェッショナル』の流儀」最新回では、本格復帰に向けて歩み始めている彼女の今後を、コラムニストで恋愛カウンセラーでもある堺屋大地さんが分析します。

  ◇  ◇  ◇

広末涼子(俳優・43歳)

俳優業はほどなくして再び軌道に乗りそう
 広末涼子様の今後を占うにあたり、大きく分けると2つの要素がポイントになってきます。

 1つめは、俳優業を再び軌道に乗せられるかどうか?

 2つめは、私生活のスキャンダルはもう打ち止めになるかどうか?

 前者の問題は、長年お世話になっていた事務所から独立したことは懸念材料としてあるものの、まず心配ないでしょう。広末様には人気と実力、なにより華(スター性)がありますから、続々とオファーが舞い込んで来る可能性が高そうです。

 スポンサーの顔色をうかがわなくてはいけない地上波の民放ドラマへの出演は難しいかもしれませんが、映画ならばその心配はあまりないでしょうし、近年は海外資本の動画配信サービス制作のドラマも活況。

 日本のテレビ局のドラマより何倍も高い出演ギャラが出るとも言われていますので、俳優業はほどなくして再び軌道に乗り、懐事情で困ることもないのではないでしょうか。

私生活のゴタゴタは油断できない
 問題は、2つめの今後の私生活について。

 鳥羽氏と再婚するのではないかという報道も数多く出ていますが、仮に鳥羽氏と夫婦になったとして、その後はもう不倫騒動など起こさず、平穏に末長く幸せに暮らしていけるのでしょうか?

 結論から言うと、広末様はまだまだこれからも、いくつものスキャンダルを起こしていくと予想しています。

 ――広末様のスキャンダル史の始まりは、20年以上前までさかのぼります。

広末涼子、波乱万丈のスキャンダル史

 現在43歳の広末様は15歳でデビューし、透明感のある清純派女優として一気にスターダムに駆け上がりますが、21歳の2001年ごろから数々の奇行が報じられるように。

 なかには真偽不明ながら反グレ集団との交際でクラブ通いしていたことや、ウソであってほしいですが真実ならばドン引きしてしまう“灰皿事件”などが噂され、「プッツン女優」と揶揄されるようになっていきます。

 そんな黒い情報が飛び交っていたなか、2003年にファッションモデルの岡沢高宏氏と授かり婚し、2008年に離婚。2010年にキャンドル・ジュン氏と再婚し、昨年に離婚。

 二度の離婚だけならまだしも、単独会見時にジュン氏が、広末様が鳥羽氏以前にも何人かと不倫していたことを匂わせる発言をしており、ビッチなイメージが再燃してしまっているのが“今”です。

「最後の男」になるのは誰なのか

 さて、こうして20年以上前からのスキャンダル史を振り返ってみると、仮に今は鳥羽氏と深く愛し合っていたとしても、彼が広末様の“最後の男”になれるかどうかは、はなはだ疑問。

 実際、元夫のジュン氏の発言を信じるならば、婚姻期間中に何度も不倫していたことになり、鳥羽氏との熱愛もその氷山の一角だった可能性が高いからです。

 何千人の恋愛相談を受けて来た筆者の知見から分析すると、広末様は中長期的に先々のことまで考えて恋愛できるタイプではなく、その瞬間その瞬間の情熱(愛)に突き動かされ、衝動的に行動・決断していくタイプに思えます。

広末涼子は“大恋愛のプロフェッショナル”

 広末様のようなタイプは穿った見方をするならば、愛に盲目で暴走しやすく、場当たり的な行動で失敗ばかり繰り返すとも言えますが、好意的に解釈するならば人生のうちに何度も何度も大恋愛を経験できる性分だとも言えます。

 そう、広末様は“大恋愛のプロフェッショナル”なのです。

 一般人ならば運命的な大恋愛なんて一生に一度経験する程度でしょうが、広末様クラスのプロフェッショナルになると、普通の人が生涯に一度きりしか経験できないようなドラマティックなラブストーリーを、何度も何度も体験することができるに違いありません。

映画『広末涼子の人生』(仮)
『広末涼子の人生』という1本の映画があるならば、鳥羽氏は最終章に登場するキャラクターではなく、中盤に登場するキャラクターでしかないのかもしれません。

 この広末様の生涯を描く“恋愛映画”は今後も二転三転する波乱の展開がありそうですので、“クランクアップ”はまだまだ先になるのではないでしょうか。

(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)

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