著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<38>ドン・ファン愛人の菜々ちゃんが「1日3回」の技を説明し始めた

公開日: 更新日:

「社長、おめでとう。やっと結婚できたんやね。良かった、良かった」

 野崎幸助さんと菜々ちゃんがリビングのソファに並んで座り、それをテレビカメラが狙った。ドン・ファンの膝の上には愛犬イブがおとなしく座っていた。

「私が何度も『結婚しようか?』って水を向けたのに、笑っているだけなんですよ」

 菜々ちゃんがほほ笑む。彼女がドン・ファンに「結婚しようか」と言ったことは知っていたが、本気とも思えなかった。

「おまえ、彼氏とうまくやってんのんか?」

 ドン・ファンが菜々ちゃんに毎朝のように電話をかけていたのも知っているが、彼女は決して自分のことを話そうとしなかった。これは歴代の愛人も同じで、自らのことを積極的に言わないし、本気になって話すこともない。

「社長、例えば性格が良いけど肉感的じゃない女性と、性格は悪いけど肉感的な女性と、どちらを選びますか?」

 カメラマンから質問が出た。社長は少し考え、きっぱりと言い切った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  2. 2

    俳優・平岳大さんが語る『SHOGUN 将軍』撮影秘話 人生とリンクする「2匹の招き猫」との出会い

  3. 3

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    マチアプ使い夫婦で“美人局”…若妻との行為中に帰宅した夫が「不倫やぞ」と現金奪う

  2. 7

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 8

    辞め女子アナ人生いろいろ…元TBS小林悠「半額の刺し身でひとり夕食」、元NHK住吉美紀「長い婚活の末に再婚」

  4. 9

    高市早苗に「総裁の品位」みじんもなし…文書郵送も裏金推薦人もわれ関せず“居直り”連発

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!