70年ぶりで大騒ぎ 超スーパームーンは大地震の前兆か?

公開日: 更新日:

 今月14日に約70年ぶりとなる超巨大「スーパームーン」が現れる。次は18年後ということもあり、すでに「スーパームーン観賞ツアー」が組まれるなど大盛り上がりだが、一方で、「大地震が起きる」と、ネット上では大騒ぎになっている。

 スーパームーンは月が地球に最も近づいた時に満月や新月を迎える現象。今回は通常よりも14%大きく、30%明るい。今世紀最大ともいわれているが、ネット住民が恐れるのにもワケがある。

 過去にスーパームーンがあった直後、「スマトラ沖地震」や「東日本大震災」などの大地震が発生しているからだ。前回の巨大スーパームーンが出た1948年1月の前日にもフィリピン・パナイ島近くを震源とするM8・2の巨大地震が起きている。

■月の引力で地球が引っ張られると地震が?

 しかも、今年9月には東大の地震科学研究グループの井出哲教授らが、「巨大地震は、月の引力が強くはたらく時に発生しやすくなる」という研究結果を英科学誌「ネイチャー」に発表している。ネット住民が騒ぎ立てるのも無理はない。やっぱり11月14日の前後に地震が発生するのか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性