奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

第2波襲来で明らかに 検査数を絞ったことは「失敗」だった

公開日: 更新日:
「夜の街」だけ責めても無意味(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルス対策では素人の政治家に代わって専門家が前面に出るせいか、専門用語や数字がよく使われる。一般の人たちにどれだけ伝わっているのだろう。国民に理解されなければ、どんな対策をとっても不審に思われるだけである。

 とりわけ、このウイルスについてはわからないことが多…

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