柏木理佳
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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

1968年生まれ。生活経済ジャーナリスト。MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。香港、シンガポール、豪州、中国に滞在し、世界15カ国の人と働いた経験を持つ。著書は「ひきこもりは“金の卵"」(日経BP)、「デキる女にはウラがある」(あさ出版)など多数。

ミンティアvsフリスク 花粉症の季節に重宝するミントタブレットを徹底比較

公開日: 更新日:

 味はどうでしょう。

 私にとってはフリスクはぜいたく品で、いつも手が届かない値段です。口に入れた第一印象はトローチのような真面目な味です。詰まっていた鼻の奥までツーンと、まさに鼻が通ったという感じです。耳鼻科で治療して薬を吹きかけた後のようなすっきり感があります。1箱あたり26キロカロリーでタンパク質0.01グラム、脂質0.13グラムです。炭水化物は8.4グラムです。

 一方、ミンティアは小粒ですが、バカにしてはいけない。鼻がすっきりするだけでなく、舌がピリピリしだして、それは上顎まで広がります。コロナ禍でマスク着用時専用のミンティア+MASKが売れましたが、これは香りというよりも、刺激が強く、眠気覚ましによさそう。

 カロリーは1箱あたり22キロカロリーでフリスクより少ないですが、タンパク質は0.02~0.3グラムで高めです。炭水化物は6.7グラムでフリスクより少なめです。

 値段は近所のスーパーでフリスクが178円(税別)でミンティアは98円(同)。花粉症にはフリスクがよさそうですね。

 売り上げを比較するとシェア1位のミンティアは過去最高の230億円あまりから、コロナで150億円前後(2022年)になり、今は徐々に増えています。フリスクもコロナ禍の影響で20~22年は19年比で売り上げが4割減少しましたが、23年は110%ほどに増えていたようです。

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