中江滋樹
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中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

独特だった「投資ジャーナル」の人心掌握術 そのヒントは

公開日: 更新日:
中江滋樹氏(C)日刊ゲンダイ

 ここで、中江の人心掌握術について語ってもらう。投資ジャーナルは最盛期、関連会社200社、社員3000人にまで膨らんだからだ。

「ボクは会社の組織を“柱制度”と呼んでいた。当然、ボクが大黒柱で、その周りに一定の条件を満たした社員を“柱”と認定して50人選んだ。その“柱”には…

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