上原が胴上げ投手に Rソックス6年ぶり優勝
スタンドのファンの興奮をあおるかのように、レッドソックスは攻撃の手綱を緩めない。四回、先頭ドリューの本塁打などで新人右腕をマウンドからひきずり降ろす。代わって登板したリンも攻め立て、この回は3点を追加。序盤で6点をリードした。
救援登板した27日の第4戦から中2日で先発したベテラン右腕ジョン・ラッキー(35)は二回の2死二、三塁のピンチを切り抜けるなど、粘りの投球で6回3分の2を9安打1失点。その後はメジャー屈指の強力リリーフ陣をつぎ込んで逃げ切った。
MVPにはオルティスが選ばれた。
▼上原の話「最後はどんな形でも抑えればいいと思っていた。今年はできすぎだったので、<とにかく休め>と自分に言いたい」