引退後は裏目? 真央の進路を狭めそうな“天真爛漫”

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 では、浅田真央はどうか。23歳の女性とは思えないほど天真爛漫な性格は、少女がそのまま大人になったようだ。どんな質問にも丁寧に答え、公の場では不機嫌な顔は絶対に見せない。東京五輪組織委員会会長を務める森喜朗元首相(76)が真央の演技に対し「あの子、大事な時に必ず転ぶんですよね」と言って波紋を呼んだことについても、笑顔で大人の対応を見せた。

「でも……」と苦笑いを浮かべるのが、スポーツマネジメント会社の某役員だ。

「確かに、子供から老人まで真央ちゃんを知らない人はいないでしょう。これだけ好感度の高いスポーツ選手も珍しいです。でも、あのほんわかとしたしゃべりは、選手のコメントならいいでしょうが、競技の解説やスポーツキャスターは無理ですし、トーク番組のゲスト出演がいいところでしょう。テレビでは、しゃべりがうまくないと仕事が限られますから」

 そもそも、これまでの“真央語録”を振り返ると、解説やキャスターは適任とは言えないかもしれない。本来なら「フィフティ、フィフティ」と言うべきところを「ハーフ、ハーフ」と言ったり、「ノーミスして~」など、突っ込みどころが多いからだ。一時はテレビのインタビューでトリプルアクセルの回数を問われ、まるでミサイル発射回数のように、「一発、二発」と答えていた。現役時代ならご愛嬌で済むが、解説仕事で通用するとは限らない。

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