ネイマールがチリからゴール量産か W杯決勝Tの見どころ

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「彼がボールを持って前を向いた瞬間、チーム全体に《攻撃のスイッチ》が入り、そこから左右両サイドに展開したり、中央突破を図ったり、波状攻撃が始まっていく。守備においてもアンカーのラーム(30)とともに相手攻撃の芽をきっちりと摘んでいく。攻守のキーマンのスタメン復帰によってチーム力は格段にアップ。アルジェリア戦敗退は考えられません」

 アルジェリアは、3戦目のロシア戦で1次リーグ突破を決める同点弾をブチ込んだエースFWスリマニ(25)頼み。抑えられると大差負けもある。

▼アルゼンチン VS.スイス 2日午前1時

 アルゼンチン代表の絶対的エース、FWメッシ(26)が絶好調。このままの勢いでスイス代表を蹴散らす可能性が高い。

「メッシが強烈な選手であるのはもちろんですがアルゼンチンは脇を固めてサポートしている選手も強力です。とりわけ、左サイドのMFディマリア(26)が効いている。ドリブルで仕掛けて相手DFを2枚も3枚も剥がせることで相手の守備は混乱し、メッシがさらにのびのびプレーできるようになる。ディマリアも自らゴールを挙げて試合を決めるぐらいの力は持っています」(小室氏)

 指摘されている守備のもろさを大幅に上回るアルゼンチン攻撃陣が、手堅いスイスを粉砕する。

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