巨人が“反面教師” 中日はキューバ助っ人補強に興味なし

／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　４日の中日戦はスタメン落ち。七回２死満塁の好機に代打で出場しながら、あえなく一ゴロに倒れた。

　キューバの国内リーグは４月で終了。現在はオフ期間だ。ただでさえ実力に当たり外れがあるうえ、コンディション自体も疑問。活躍できるかどうかは未知数でも、今後のキューバとの関係を考えれば、原監督は起用法や扱いに細心の注意を払わざるを得ない。

　中日はそんな巨人を反面教師にしているからこそ、「キューバはいらない」のだ。

　中南米の野球事情に詳しい球界関係者は、「中日は森ヘッドコーチがオフにドミニカ共和国などの中南米諸国に自ら足を運び、助っ人獲得のルートを確立している。だからこそ計算の立つ助っ人を、格安で連れてくることもできる。高額な年俸を払ってまで、キューバの選手に飛びつく必要がないのです」と話している。