関東大会進出と同じくらい嬉しい教え子の活躍...巨人・高橋礼の「人生ベストボール」を振り返る
おかげさまで専大松戸は春季千葉大会を制し、18日開幕の関東大会に進むことができました。初戦は東海大相模さんとの対戦です。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
関東大会進出と同じくらい、うれしいニュースがありました。巨人でプレーする教え子・高橋礼(28)の活躍です。
専大松戸、専大を経て2017年ドラフト2位でソフトバンクに入団。プロ2年目は23試合に先発して12勝(6敗)を挙げ、新人王を獲得。翌20年は中継ぎとして52試合で4勝2敗、23ホールド、防御率2.65。しかし、以降はケガも重なり……。昨オフ、トレードで巨人に入団しました。
環境が変わったことで心配していましたが、杞憂でした。開幕ローテをもぎ取ると、ここまで先発として7試合で2勝1敗、防御率1.37。勝ち星には恵まれませんが、目を見張るような姿を見せてくれています。
高橋は特に手を焼いた選手でした。野球が大好きだったのは確かでしたが、高みを目指すために自己研鑽(けんさん)を重ねる──というタイプではなく、自分の好きなスタイルを追い求める感じで、マイペースかつ気が強かった。そんな性格を象徴する話があります。