25%減で更改の巨人宮国 多すぎる“船頭”が伸び悩みの元凶

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 巨人の期待の星、宮国椋丞(22)が1日、減額制限いっぱいの25%ダウンとなる年俸1200万円で契約を更改した。今季は開幕ローテ入りしたものの、初登板でDeNAにKOされて即二軍。3試合で1勝1敗、防御率6.43に終わった。

「10年に一人の逸材」と期待されながら4年が経過した。これまで「強化指定選手」と特別扱いしてきた原監督は昨オフ、「繊細なところがあるからと大事に扱い過ぎた」と方針転換を明言していた。「逸材」の伸び悩みは球団の懸案事項でもある。

 このオフは新たにMVP投手が“コーチ”になる。この日、東海大学付属病院を訪れ、子供たちとクリスマス会を行った菅野智之(25)らと、今日2日に自主トレ先の米アリゾナへと向かう。その後は優勝旅行先のハワイに入り、年明けには内海らとの恒例のグアム自主トレにも参加する。両エースとの“掛け持ちトレ”は異例。あるチーム関係者が言う。

「宮国は素直でいいヤツだから、みんなに『一緒にやろう』と声をかけられる。これまでは内海らとやっていたけど、今回、菅野とも行うのは、監督の意向が働いたともっぱら。チームの勝ち頭で同じ右投手の菅野と練習すれば、きっかけになるんじゃないかという親心でしょう。何だかんだ言って、宮国は監督の大のお気に入りですから」

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