日ハム黒木投手コーチが語った大谷へ“異例助言”の意図

公開日: 更新日:

 大谷は過去2年、ほとんど自力でプレーしてきた。コーチに助言を仰ぐこともほとんどない。スランプに陥っても、自分なりに解決してきた。そうやって2ケタ勝利、10本塁打の二刀流を実践してきた選手だ。公式戦で結果が出ないならともかく、たかだかオープン戦で乱調が続いたくらいで、周囲がアタフタする必要があるのかどうか。まして本人もオープン戦だからできることと、テーマをもって実戦に臨んでいる。

 大谷はコーチ陣との話し合い後、「去年もずっと(自分のフォームを)見てもらっている。良かった時、悪かった時のアドバイスをいただけるのはありがたい」と話しながらも、「(フォームを)直す作業はしない。去年より技術をステップアップさせる過程で多少のズレがあるだけなので」と復調への自信を見せた。本人が心配ないと言っている以上、放っておけばよいのだ。

 日本ハムはこの日も敗れ、12球団で唯一オープン戦の勝ち星がない。あるいは首脳陣が浮足立っているのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大