ソフトバンクの「ベンチ漏れ」投手陣に阪神が“垂涎”の理由

公開日: 更新日:

「投手が狙い目だよな」

 某球団の編成がソフトバンクについてこう言っている。

「いくら投手は何人いてもいい、とは言っても、特に先発投手はうなるほどいるからね。開幕投手の摂津をはじめ、松坂、スタンリッジ、大隣がいて、飯田、武田という若手も芽が出てきた。中堅どころの大場、巽なんて一軍で出番があるかどうかもあやしいくらい。その大場、巽あたりを狙っている球団はウチを含めて少なくない。中でも阪神が熱心だと聞いているよ」

 阪神といえば、メッセンジャー、能見、藤浪、岩田の4人の開幕ローテ入りが決定的。5、6番手の椅子をめぐって、2年目の岩崎、若手の岩本、新人の石崎(新日鉄住金鹿島)もアピール中だ。

「ただ、この先発4人衆以外はこれという実績はないし、中継ぎの福原が故障するなど、リリーフも手薄だ。昨季のチーム防御率はリーグ5位の3.88と低迷したこともあり、球団創設80周年で是が非でも優勝したい球団としては、特に投手陣の強化に力を入れているのです」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー