金本新監督で一掃なるのか…阪神に巣食う“ぬるま湯”体質

公開日: 更新日:

「これまでは試合に臨む気が少し、欠けていた印象がある。そのあたりを自分が伝えていくしかない。勝ちながら再建したい。そのためには練習と意識。そこだけ」

 阪神の新監督に就任した金本知憲氏(47)が昨19日、大阪市内のホテルで会見に臨み、こう言った。

 阪神の若手が伸び悩む理由のひとつは、なるほど選手たち自身の甘えにあるのかもしれない。人気球団ゆえに、一軍半や二軍クラスの選手だろうと周囲からチヤホヤされるし、勘違いするケースも多い。

 ドラフト下位指名ながら努力で一流選手にはい上がった金本新監督のことだ、自身の体験談を踏まえて若手の意識を変えることはできるかもしれない。意識が変わればおのずと野球への取り組み方も変わる。

 しかし、いまの阪神に「練習と意識」の変化によって、モノになりそうな若手選手が、果たしてどれくらいいるか。

 金本監督は「ホームランを打てる大砲として江越(22)、横田(20)、陽川(24)あたり。振れる打者に期待したい」と言った。練習と意識が変化すれば、彼らはある程度のレベルまでは成長するだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  5. 5
    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

  1. 6
    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

  2. 7
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  3. 8
    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

  4. 9
    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽