“超変革”求めるがゆえ…金本阪神に燻ぶる「3つの火種」

公開日: 更新日:

「わざわざフリー打撃を中断させてまで身ぶり手ぶりでレクチャーしていた。足を高く上げて静止状態をつくるなど、タイミングの取り方については再三再四、教え込んでいたよ。密着度は他の選手とは段違いで多かった。約30年ぶりにユニホームを着ることになり、遠慮なく指導ができる。自分で選手を成長させたという満足感や実績は欲しいだろう。バットコントロールのうまい高山は格好の素材だったわけだけど、一軍に上がれば結局、打撃にうるさい金本監督によるメスが入る。それで結果を残せば金本監督の手柄になる。二軍の打撃&育成コーディネーターだった昨年に指導した横田、陽川らも当時は『掛布チルドレン』と呼ばれていたが、実戦ではサッパリだった。彼らの成長はうれしいだろうけど、それも金本監督の助言ということになれば、複雑な気持ちではないか」

■ヘイグが戦力外なら…

 新任の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)も存在感を見せた。懸案の正捕手育成に取り組んだのはもちろん、ときには投手陣に対してもアドバイスを送った。在阪の放送関係者が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗