100m優勝ガトリン 4位桐生より5位サニブラウンを高評価

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 その男子200メートル準決勝3組でガトリンは19秒87をマークし1位で決勝進出。サニブラウンは20秒47で4位に沈み準決勝で敗退した。

 ガトリンは「走りは強烈に印象に残っている」とも話しているだけに、リップサービスではなさそうだ。

 09年から4大会連続で世界陸上を取材し、この日のレースも現地で見たスポーツライターの高野祐太氏はサニブラウンの走りについてこう解説する。

「きょうのレースを見る限り、体の軸が後方にそっくり返っており、フォームに改善の余地はあるとはいえ、日本人選手の中では潜在能力は抜きんでている。まだ線が細く、体つきは子供で、今は身体能力だけで走っている。フォームを矯正し、短距離ランナーの体つきになれば、大化けする可能性を秘めています。リオ五輪で結果を残すのは厳しいかもしれませんが、20年の東京五輪では期待が持てます」

 100メートルの9秒台と200メートルの19秒台を日本人で最初に出すのはサニブラウンかもしれない。

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