ラミ監督の徹底指示が奏功 ベイ石田“内角攻め”で竜粉砕

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 “投手王国”の面目躍如だ。

 DeNAは11日の中日戦、大卒2年目左腕の石田健大(23)が7回3安打無失点の好投。チームトップタイとなる自己最多の3勝目を挙げ、「どんどん押して全力で投げた」と笑顔を見せた。

 果敢な攻めが光った。開幕からアーチを量産する中日4番のビシエドにも臆することなく強気の投球。初回の第1打席に4球続けて内角に投じ、三ゴロに仕留めるなど、3打数無安打に打ち取った。3打席で投じた全8球中7球が内角球。ラミレス監督は「素晴らしい投球だった」と評価した。

 石田は登板前、こんなことを言っていた。

「シーズン通して内角にいかに投げ切れるか。投げ切れている時は抑えられている。しっかり腕を振っていきたい。ラミレス監督からも『インコースに真っすぐを思い切りよく投げられる投手が良い投手の条件だ』と言われています」

 ラミレス監督は、キャンプから「インコースは分かっていてもタフなコース。このチームは過去10年、そこを攻めきれていない。何かを変えないと」と、内角球の重要性を訴えていた。

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