広島・鈴木誠也が連夜の活躍 SB内川への“師事”ついに実る
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広島・鈴木誠也（２１）の勢いが止まらない。
９日、日本ハム戦の二回無死二、三塁の先制機で４球目を中前へ２点適時打。この日は２安打３打点だった。前日（８日）は今季初めて５番に入り、適時二塁打。連夜の大活躍だ。
５日のソフトバンク戦。サイクル安打まであと「３０センチ」に泣いた。二回に三塁打、五回に二塁打、七回に左前打。そして九回。本塁打が出ればサヨナラでサイクル安打達成の場面で、大飛球を放った。打った瞬間、広島ベンチもファンも総立ちとなる当たりはしかし、左翼フェンス直撃。わずか３０センチ及ばず、二塁打となった。
サイクル安打は逃したが、延長十一回の右前打で自身初の５安打である。
「九回は弾道が低かったので、最初から行かないと思いました」
試合後、こう言ってケロリとしていた。
「一軍最年少野手でも物おじしない。大記録を逃しても『またチャンスはあると思うんで』とあっさり。切り替えの早さ、うまさが持ち味です」（球団関係者）
