連日金星で3連勝 隠岐の海はガムシャラさが賜杯へのカギ

公開日: 更新日:

 平幕力士の予想もせぬ快進撃に、ファンもわれ先にと座布団を放り投げた。結びの一番でまたも、前頭筆頭の隠岐の海(31)が波乱を起こした。

 日馬富士の怒涛の攻めをこらえると、右を巻き替えて反撃。まわしを取られながらも屈することなく、もろ差しから寄り倒しで勝負を決めた。

 初日は大関稀勢の里、2日目は横綱鶴竜、そして日馬富士を立て続けに退けて3連勝。2日連続、結びの一番で金星を挙げた。

 今場所の主役となるはずだった稀勢の里は、この日で2敗目。もはや綱とりどうこうという問題ではない。代わりにスポットライトを浴びている隠岐の海だが、果たして自身初の賜杯を手にする可能性はあるのか。

 相撲評論家の中澤潔氏は「石にかじりついてでも、という気持ちがあれば」と、こう続ける。

「隠岐の海はバランスの取れた体つきで、身体能力、相撲技術はいずれも高い。負傷休場は3度ありますが、いずれも大きなケガではありません。それはつまり、良い力士の証明でもある。ただ……甘いというか欲がない。気持ちが持続しないので、格下につまらない負け方をする。特に相手有利の体勢では、あっさりと諦めることも多かった。それが今場所は連日粘り強い相撲で勝っている。あとは『何が何でも勝つ』という気持ちを最後まで持ち続けること。それが出来れば優勝してもおかしくありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  3. 3

    中傷動画めぐり永田町で怪文書乱舞…高市首相を守る「官邸ポリス」出動も時すでに遅し

  4. 4

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  5. 5

    楽天次期監督に「巨人・橋上代行」が急浮上!“短命政権”を繰り返すフロントの悪癖と思惑

  1. 6

    亡くなったガッツ石松さんの“OK牧場”伝説 防衛戦前夜ウイスキーを一気飲み「一瞬で天国に駆け上がった」

  2. 7

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》

  3. 8

    日本三景「天橋立」にクマ出没も“スピード捕獲”できたワケ…宇都宮市では3日と難航したのに

  4. 9

    楽天・塩川達也監督代行とは何者か…野村克也氏から重宝された「悪く言えばイエスマン」

  5. 10

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係