決勝も劣勢必至…鹿島クラブW杯“大番狂わせV”へどう戦う

公開日: 更新日:

 FIFA主催の公式大会の決勝でスペインの名門レアル・マドリードと真剣勝負できるチャンスが、Jリーグ鹿島に転がり込んできそうな雲行きだ。14日のクラブW杯準決勝で鹿島が南米王者ナシオナル(コロンビア)を撃破し、アジア勢として初めて決勝に進出。15日の準決勝で北中米カリブ海王者アメリカ(メキシコ)を“打ち負かすハズ”のレアルと戦う公算が強まったのである。

 もちろん真っ向勝負を挑んでも勝てるワケがない。そうかといってホンの数%とはいえ、ジャイアントキリング(大番狂わせ)の可能性もゼロとは言えない。サッカージャーナリストの六川亨氏が「ナシオナル戦で起きた『鹿島に有利に働いた場面』が、いくつか再現できれば鹿島に勝機が生まれる」とこう続ける。

「前半33分に鹿島がPKを得ましたが、競り合いでの混戦でDF西が倒された際、FIFAの主催大会で初めて導入されたVARs(ビデオアシスタントレフェリー)が採用され、鹿島がPKを獲得して先制点をゲットした。個人的にはPKとは思えない接触プレーでしたが、レアル戦でも鹿島がタナボタPKを得ることになれば、鹿島ペースの展開になるでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝