清宮&ゲレーロは競争率高く…阪神に“FA中田獲り”再浮上

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 10日に今季最終戦を終えた阪神は今オフ、「4番・一塁」が補強ポイントになる。期待された新助っ人のキャンベル、ロジャースは揃って失敗に終わった。

 間近に迫ったドラフトでは、一塁手の早実・清宮幸太郎の1位指名が決定。助っ人も並行して調査しており、目玉になるのが今季35本塁打でセの本塁打キングになった中日のゲレーロ(30)だという。

「しかし、どっちもあくまで取れたらの話です」と、さる在京球団の編成担当がこう言う。

「清宮を欲しいとはいっても、あくまでクジ引き。最低でも5~6球団が競合するといわれるから、取り逃がす確率の方が高い。ゲレーロにしても、すでにソフトバンクが3年15億とも18億ともいわれる破格の条件を用意しているとの話も聞く。阪神がいくら資金力豊富といっても、ソフトバンクにはかなわないとみられています」

■「4番打者」の実績ある選手は中田だけ

 そこで浮上してくるのが、先日、国内FA権行使に含みを持たせた日本ハム中田翔(28)である。さる阪神OBは「最終的に阪神は中田にアタマを下げる可能性が高い」とこう続ける。

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