西野監督の続投「白紙」の裏…協会にまた“外国人招へい案”

公開日: 更新日:

 ロシアW杯を「16強入り」で終止符を打った西野ジャパンの面々は、5日午前に成田空港に降り立ち、凱旋帰国会見を行う。この先、当分はスポーツマスコミが先導する格好で「感動をありがとう」の奉祝ムード一色になるだろうが、現実的な話として「西野監督(63)の契約は7月まで。次期代表監督は誰になるか?」に焦点が移っていく。

 日本代表は、9月7日~11月20日の間に「キリンチャレンジカップ2018」を開催する。会場は札幌、大阪、新潟、埼玉、大分、愛知。ロシアW杯出場組のパナマ、コスタリカなどを招いて全国行脚というわけである。

「当初は、このキリンチャレンジカップまでは西野監督が続投して采配を振るというムードがあった」とサッカー事情に詳しいマスコミ関係者がこう続ける。

「W杯前は3戦ボロ負けと言われながら、1次リーグ突破で西野監督人気が沸騰。中でも30~40代の女性が『西野監督ってカッコいい!』とSNSなどで発信。知名度がハンパなく高まった。JFA(日本サッカー協会)は人気面にも目をつけ、西野監督の続投を前面に押し出して観客動員、メディア露出、スポンサーを増やそうとソロバンをはじいていたのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今