代打三振でも上等 日ハム清宮“2試合限定”一軍再昇格の狙い

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 かといって、二軍で本塁打を量産する清宮を放置したままでは、本人のモチベーションにかかわる。最近は右肘の張りを抱え、3試合連続無安打と調子を落としていただけになおさら。短期間でも一軍に行けば、リフレッシュにもガス抜きにもなるという配慮だろう。

 いわゆる「二軍慣れ」「二軍ズレ」を防ぐ狙いもある。

 清宮は40日間、二軍でスタメン出場を続けている。投手のレベルは格段に落ちるし、基本的には若手育成と主力のリハビリの場。この環境が日常になってしまっては技術的にも精神的にもマイナスだ。前回対応できなかった一軍投手のレベルを再体験することで、課題を見直すことにもつながる。

 この日、九回表に代打で登場した清宮は、右腕寺原相手に3球三振に倒れ、「それまでの2球を打てていればよかった。もったいなかった。(久々の一軍は)雰囲気があったので楽しかったです」と話した。

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