リーグワースト16連敗記録のヤクルト“広島の惨状”どう見る

この日、快音連発の青木は広島に好相性（Ｃ）共同通信社

　連敗中、緒方監督は選手や打順を替えるテコ入れを繰り返している。それが裏目に出ているのか。

　雄平もこう言う。

「確かに、盗塁は少なかった（ヤクルト戦での広島の盗塁数は５月は５試合で７、７月は３試合でゼロ）。いつもはかき乱された流れの中でバババっとやられることが多かったけど、この前は『普通に勝負できている』という感じ。弱くなったわけじゃないし、うちのような大敗は少ない。強いことに変わりないから、今だけだと思います」

　ヤクルトの１６連敗はセ・リーグワーストタイ記録。連敗のつらさは痛いほど分かるに違いない。