金谷拓実がアマ4人目ツアーV 先輩松山超えに足りないもの

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【三井住友VISA太平洋マスターズ】最終日

 仰天の初優勝ではない。

 世界アマチュアランキング1位の金谷拓実(21=東北福祉大3年)とS・ノリス(37=南アフリカ)が11アンダーの首位タイで迎えた18番パー5。金谷はフェアウエーからの第2打をアイアンでピン手前7メートルに乗せた。このイーグルパットを真ん中から沈め、通算13アンダーでツアー初優勝。男子ツアーでのアマチュアVは、2011年の松山英樹以来となる史上4人目の快挙。大学の先輩である松山に「プロのトーナメントで勝ってこいと言われていたのでうれしい。松山選手、勝ちました!」と言って喜んだ。

 金谷と松山には共通点が多い。2人は高校時代、ともに全国選手権で優勝。大学生で日本オープンのローアマになり、アジア・パシフィックアマチュア選手権(APAC)を制覇してマスターズに出場している。

 11年に初めてオーガスタでプレーした松山は27位タイでローアマを獲得。同年APACを連覇し、11月の今大会では、倉本昌弘、石川遼に次ぐアマで3人目の日本ツアーVを果たした。

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