巨人・原監督が侍J稲葉監督を大絶賛のウラ側 大学講義で

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 巨人原辰徳監督(61)が7日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で16年連続16回目の講義を行った。

 東京五輪を控える侍ジャパンについて、原監督は昨年11月の「プレミア12」で世界一を勝ち取った稲葉篤紀監督(47)の「3つの用兵、作戦が素晴らしかった」と切り出した。

 まずはベネズエラ戦の八回、2点を追う1死満塁で、不振にあえぐ坂本に代打・山田哲を送った場面だ。「坂本も素晴らしい選手。なかなかできるものではない」と指摘。山田は押し出し四球を選び、逆転勝利を呼び込んだ。2つ目は1点を追うオーストラリア戦の七回、代走・周東が2つの盗塁と投前へのセーフティーバントで生還した場面。3つ目は韓国との決勝で、先発の山口を一回で降板させた決断だ。

「プレミア12でもし結果が良くなければ、日本代表チームも稲葉ジャパンという名で五輪を目指していたかどうか分からない。(五輪でも)思い切った用兵を迷わず瞬時に決断して欲しい」とエールを送った。

 原監督はかねて侍ジャパンへの全面協力も約束している。稲葉監督とは世界一になった2009年WBCで監督と選手の間柄だった。

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