内藤雄士
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内藤雄士ツアープロコーチ

1969年生まれ、東京出身。日本大学ゴルフ部在籍中にアメリカにゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。98年ツアープロコーチとして日本で活動スタート。ツアープロコーチのパイオニア的存在であり、 丸山茂樹プロの米ツアー3勝をサポート。ゴルフネットワークにて米ツアー中継の解説を担当。現在は平塚哲二プロ、矢野東プロ、伊藤誠道プロらのコーチを務める。ラーニングゴルフクラブ代表。

鈴木愛プロは下半身が微動だにしない再現性高いストローク

公開日: 更新日:

■ボールを芯でヒットして転がりがいい

 体が柔軟で体幹がしっかりしている鈴木プロの下半身は動いていません。もうひとつの特徴は、ストローク中に鈴木プロの目の位置は、まったく変わっていないところです。体幹の強さとか柔軟性とか、身体能力の高さは、パターで最も求められるものなのかもしれません。それがあるから、再現性の高いストロークができるのです。

 一気に鈴木プロ並みの再現性の高いストロークを真似するのは無理だとしても、少しでも近づければ、パッティング技術は格段に向上します。

 両手で本など何か平らな物を挟み、腕を伸ばして、パターのときと同じように、わずかに前傾してアドレスをします。

 テークバックが「1」、フォローが「2」、アドレスに戻って「3」として、「1、2、3」「1、2、3」と何度も繰り返してみましょう。

 大切なのは、絶対に目の位置を変えないこと。そして、「1」のテークバック、フォローの「2」、アドレスの「3」でしっかり、ぴたりと止めるようにすることです。繰り返しの回数は、各自の体力にもよりますが、下半身をしっかりさせていると、腹筋や背筋に負荷がかかっているのがわかると思います。

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