山田哲に大瀬良まで…巨人が狙う“総額60億円”FA補強プラン

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広島エース大瀬良は巨人ファンだった

 巨人ソフトバンクは、来オフも火花を散らしそうだという。

「来年、つまり21年の話ですが、シーズン中に広島のエース・大瀬良(大地=29)が国内FA権を取得します。現在22年ぶりの開幕戦から2試合連続完投勝利中の大黒柱。今季の年俸は1億7500万円だから、山田哲ほどベラボーではないため、FA戦線に出てくれば、争奪戦になるのは間違いない。それでも、巨人とソフトバンクの一騎打ちとみられています。巨人はメジャー志向を公言しているエース菅野が21年中に海外FA権を取るため、去就が不透明。菅野の後を託せる投手なんて球界にそうはいない。大瀬良は九州の長崎と鹿児島で育っていますが、子供の頃は巨人ファンだったそうです。とはいえ、ソフトバンクのお膝元といわれる福岡の九州共立大出身。地元のエースが権利を行使するなら、手を挙げないわけにはいきません」(前出の球界関係者)

 巨人は昨年の日本シリーズでソフトバンクに4連敗を食らい、原監督が「昨年の日本シリーズは全然覚えていない。出たことすら忘れている」と話すほどいまいましい相手である。18年オフに2年連続でMVPの広島・丸をFAで獲得した際、年俸4億5000万円の5年総額25億5000万円で口説き落としている。別の球界関係者が明かす。

「山田哲への提示は少なくても年俸6億円の5年以上。丸以上の最高条件で総額は35億円級になる見込みです。翌年の大瀬良は今季と来季の成績次第だが、年俸3億~4億円×4年で総額17億円級となるかもしれません」

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