キャバクラ通い朝乃山 厳罰招いたウソと大関復帰の可能性

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■反省のポーズ

 7月場所はカド番としてまだ大関の地位を保てるものの、6場所も休めば三段目まで陥落するのは確実。ケガで序二段まで落ちた照ノ富士は元の大関に復帰し、7月は綱とり場所になる。朝乃山も先達に倣って奮起できるか。それとも「キャバクラ大関」という不名誉な烙印で潰れないか。

「協会が厳しく外出を締め付ける中、勇んでキャバクラに繰り出すヤツがそんなタマなわけないでしょう。本人は『バレちまった』程度にしか思ってませんよ。協会預かりとなった引退届だって、誰も本心で提出したとは思っていない。あれは師匠の高砂親方が八角理事長から厳しく叱責された直後に出されたもの。つまり、クビにならないことを分かった上で、反省の色を出すためのポーズでしょう。朝乃山の実力なら幕内復帰は時間の問題。ただ、大関に戻れるかといえば難しい。大関昇進基準は『三役で3場所33勝以上』だが、そもそも朝乃山は32勝の大甘査定で昇進している。そんな大関が不祥事で陥落ですからね。仮に大関復帰直後にまたぞろやらかすようなら、協会の面目丸つぶれ。次の大関昇進は3場所33勝をさらに超える成績が求められる」(前出の親方)

 コロナ後のキャバクラ通いをモチベーションに、稽古に励むしかない。

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