米ツアー参戦「次に決断する」のは山下美夢有か…今季は勝みなみと西村優菜が海渡る

首位に2打差の山下（左）／（Ｃ）日刊ゲンダイ

「山下は昨年の全英に出て、メジャーで勝ちたいと思ったという。それが本気なら国内ツアーからのスポット参戦では厳しいことはわかっているでしょう。昨年は年間女王を目指して戦い、見事に実現させた。公式戦も2勝し、年間女王で4年シードも獲得。国内で成し遂げていないのは（日本）女子オープン制覇ぐらいではないか。昨年は畑岡奈紗（24）を追うように、古江彩佳（22）と渋野日向子（24）が米国に渡り、今季は勝みなみ（24）と西村優菜（22）も向かう。昨年の全米女子アマに勝った馬場咲希（17）が米国へ行くのも時間の問題です。山下は海外志向が強い。自分の成長力も感じている今、先輩プロの状況や小柄（153センチ）で飛距離（230ヤード）も変わらない古江が米ツアー1年目で優勝したことも刺激になっているはずです。口にはしないが、すでに年末の米ツアーQシリーズ挑戦を決めているかもしれません」

　若手が次々に出てくる女子プロ界。世界で戦える時間は少ない。