ドナルド・トランプ
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“トランプと蜜月”のツケ バイデン政権で日米どうなる <後>
バイデンの看板公約は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることだ。大統領就任初日に、トランプが離脱した「パリ協定」に復帰すると宣言。環境問題は外交の優先課題でもあるのだ。 菅も就任後初の所信表明演説で、2050...
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“トランプと蜜月”のツケ バイデン政権で日米どうなる <前>
まれにみる混戦となった米大統領選は、日本時間8日未明、ようやく民主党のバイデン前副大統領の勝利確実と速報された。米国内では支持者が歓喜に沸き、各地で祝賀パレードが自然発生。トランプ大統領が過去に出演していたテレビ番組での決めゼリフの...
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米国混乱ほくそ笑む 露・中・イスラム過激派に“漁夫の利”
バイデン前副大統領が勝利を宣言しても、米大統領選は今なお混迷状態だ。「破産」や「逮捕・収監」に怯え、負けを認めないトランプ大統領の悪あがきのせいで米国内は分断。一触即発の内乱にほくそ笑み、裏で操っているかのような指導者の動きも目立つ...
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敗北濃厚のトランプが画策「逮捕・訴追」逃れのウルトラC
〈集計を止めろ!〉〈インチキをやめろ!〉――。大接戦の米大統領選をめぐり、再選に死に物狂いの共和党のトランプ米大統領は見苦しいツイートを連投。陣営は郵便投票にイチャモンをつけ、激戦州の開票作業打ち切りを求める訴訟も連発している。 ...
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バイデン大統領誕生なら…日本は対中国ミサイル基地になる
勝者はどちらに――。菅首相も固唾をのんで見守っていることだろう。トランプ大統領再選か、それともバイデン前副大統領の当選かで、日米関係はどう変わるのか。「外交初心者」の首相はどんな対応を迫られるのか。識者3人に聞いた。 ■どちら...
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米大統領選の開票始まる…緊迫と厳戒態勢でこれから何が?
コロナ禍で異例ずくめの選挙戦となった米大統領選は、3日の投票日もいつもとは違う緊迫した空気に包まれた。首都ワシントンのホワイトハウスはフェンスで囲まれ、ニューヨークのトランプタワーは反トランプ左派の襲撃に備え警備を強化。ノースカロラ...
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トランプ集会はコロナ感染拡大の“戦犯” 米経済学者が分析
「ミシガン州で我々は勝つ!」「もう4年やって、歴史を作ろう!」 トランプ米大統領は遊説最終日の2日深夜、中西部ミシガン州で最後の演説を終えた。 この日、集会が行われたグランドラピッズは気温4度。極寒の中、集まった支持者...
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米大統領選で内戦勃発?双方支持者「武装」という異常事態
3日の大統領選を前に米国民は「内戦」の恐怖におびえている――。 米サフォーク大の調査によると、国民の75%が「内戦を非常に危惧している」と回答しているというのだ。ジョージタウン大の調査では内戦を危惧している人は過半数で、彼ら...
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バイデン勝利なら“第2の9.11”か ビンラディン姪が不吉予測
11月3日の米大統領選まであと4日。現地は、ますますヤバい状況になっている。 米国の民間調査会社の最新報告によると、自国が内戦に近づいていると感じている人は61%に及ぶ。トランプ大統領とバイデン前副大統領の「右派VS左派」の...
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大統領選まで7日 極右武装勢力が画策するバイデン殺害計画
大統領選まであと7日。米国内がきな臭くなっている。極右勢力がバイデン候補(77)の命を狙っているというのだ。 極右武装勢力は「ミリシア」と呼ばれ、米国内には「スリー・パーセンターズ」や「プラウド・ボーイズ」など数多くの組織が...
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焦るトランプ…フロリダ州で負ければ米大統領選はアウト
トランプ大統領の焦りの表れか――。 2度目で最後の直接対決となった22日の米大統領選の候補者討論会。前回は民主党のバイデン前副大統領が話している最中にトランプが遮って議論にならず、「史上最低」と酷評されたが、今回、トランプは...
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<4>トランプ勝利当てた大学教授「今年はバイデンが勝つ」
バイデン勝利――。 米大統領選の結果を予測する政治分析サイトや政治学者の間で今、統一見解と言えるほどまとまりつつある結末である。 筆者は過去1カ月間、9団体と2個人の選挙結果予測に注視してきた。10月20日現在、すべ...
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武装集団ミシガン州知事誘拐未遂事件に見る米の深刻な分断
武装集団がミシガン州知事の拉致を計画、未遂に終わったものの13人が逮捕された事件は、その背景が明らかになるにつれ、アメリカの深刻な「分断」に衝撃が走っています。 ウィットマー州知事は、今春からシャットダウンをはじめ厳しいコロ...
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<3>CMはバイデン8万本vsトランプ3万本 資金力勝負はいかに
投票日(11月3日)まで2週間を切った。トランプ・バイデン両氏は激戦州を飛び回って「最後のお願い」に多忙な日々を送る。日本のメディアも両氏の遊説を紹介しているが、実は残り2週間の時点で、勝負はすでについていると思われる。ただ結果が出...
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世界が言動に驚愕 トランプにへつらっているのは日本だけ
夕暮れの空を大統領専用ヘリが近づいてくる。ホワイトハウス前庭のサウスローンに着陸したヘリの中から現れたのは米国大統領だ。出迎えるスタッフに手を振り、マスクを外して親指を立てるポーズを取る。最後はレジデンスのバルコニーに立ち、星条旗を...
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トランプ大統領コロナ陽性…ホワイトハウスで集団感染も?
ホワイトハウスでクラスター(感染者集団)が発生する事態となったら最悪だ。 アメリカのトランプ大統領は2日、自身が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。トランプ氏の側近であるヒックス大統領顧問が1日に新型コロナの感...
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菅首相も真っ青 NYタイムズvsトランプ大統領“世紀の攻防”
10年も税金逃れしたうえ、大統領就任後ですら7万円しか納税していない! これには世界中がア然ボー然だろう。超大国米国が、ここまで倫理観の欠如した人物をトップにいただいているとは……。 米紙ニューヨーク・タイムズが27日、超ド...
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トランプのコロナ対策は不安 上半期だけで5816人国外逃亡
半年間で昨年の2・8倍もの米国民が国籍を放棄――。米会計事務所の調査を10日、CNNが報じたことで話題になっている。 昨年、国籍を放棄した米国民は2072人。ところが新型コロナが蔓延した今年は上半期ですでに5816人に達した...
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どうなる米大統領選「隠れトランプ」が増えているは本当か
11月3日のアメリカ大統領選まで3カ月。世論調査で民主党のバイデン候補(77)に先行されているトランプ大統領(74)は「誰も私のことを好きではない」と珍しく弱気な言葉を口にしている。 ところが、実際には数字に表れない「隠れト...
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<6>米朝首脳会談で巧みだったのは金正恩委員長の方だった
日本がトランプ米政権に最も期待していたのは北朝鮮の「非核化」だった。だが、期待は一瞬で失望に変わった。 2018年6月12日、シンガポールでのドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長の史上初の米朝首脳会談後、共同声明...
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前嶋和弘氏 トランプ岩盤支持…差別問題のダメージ少ない
トランプ米大統領は新型コロナウイルス禍で中断していた選挙集会を先月下旬、強行再開した。支持率下落への焦りがあるともいわれる。米大統領選まで4カ月。コロナ禍と人種差別抗議デモの拡大で局面は変わったのか。トランプ敗北もあり得るのか。アメ...
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ボルトン本が暴露 安倍総理は“くそ野郎の仲間”であること
「彼はくそ野郎だ」 2018年の米朝会談の最中に、ポンペオ国務長官がボルトン氏に渡したメモにそう書いてあった。この「彼」とは、金正恩委員長ではない。トランプ大統領のことだ。話題になっている元側近、ジョン・ボルトン氏の著書に書か...
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ボルトン暴露「防衛費年間80億ドル」を否定する政府の欺瞞
安倍首相が蜜月関係を築いたと思っているトランプ米大統領にとって、日本は単なる「金ヅル」としか映っていなかったことがハッキリした。 ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が23日に出版した回顧録「The Room W...
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全米デモ衝突激化でトランプ批判は必至 安倍首相は沈黙か
黒人男性暴行事件への抗議デモが、世界中に広がっている。 ドイツ、ロンドン、アイルランド、ギリシャ、ニュージーランド、オランダ……と、デモは1000人規模で行われ、さらに拡大しそうな状況だ。デモが広がっているのは、残された映像...
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コロナ騒動でトランプ帝国に亀裂? 個人資産にも大きな影
新型コロナウイルスの蔓延により、世界中のビジネスに影響が出ているが、米ドナルド・トランプ大統領の個人資産にも大きな影を落としている。ウォールストリート・ジャーナル紙は2日、直近の損失額が1日100万ドル(約1億800万円)以上になる...
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トランプに“ワクチン独占”疑惑 透ける爆発感染への危機感
国を挙げたバトルにまで発展するかもしれない。トランプ米大統領が新型コロナウイルスのワクチン開発を手掛けるドイツの製薬会社を買収しようとした――。こんな衝撃的な報道が世界を駆け巡っている。ワクチン開発を巡る騒動の裏には、米国での感染拡...
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Twitterがホワイトハウス投稿に警告「操作された」初適用
ツイッター社が、ホワイトハウスのソーシャルメディア担当者が投稿した動画の左下に「Manipulated media(操作されたメディア)」という表示を出し、異例の警告を行った。 表示をつけられたのは、ダン・スカビーノ氏が7日...
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トランプの嘘 ペンス副大統領に責任押し付け逃げ切り図る
新型コロナウイルスの蔓延はトランプ大統領に大打撃を与えつつある。トランプは当初「米国は世界最高の医療チームが健在だ。多少の感染者は出るかもしれないが、まったく問題ない」と豪語していたが、今や感染者は63人で、死者まで出た。海外渡航歴...
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大統領選の新常識 資金力より「SNSマーケティング」に威力
時代が変わると米政界で通用する「常識」も違ってくる。ドナルド・トランプ大統領が当選した2016年まで、大統領選では「より多くの選挙資金を集めた候補が勝つ」という常識が通用してきた。 だがトランプ氏はこの常識を覆す。ワシントン...
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トランプへの怒りが原動力「大統領でいるべき人ではない」
「過去30年以上ずっと共和党員だった夫を無党派にさせました。なぜか?トランプへの反対票を入れさせるためです」 米ニューハンプシャー州南部セーレム市のレストランでウエートレスをするベス・デイビスさんは過去3年、トランプへの怒りを...