ヤクルト
-
ヤクルト1位・奥川恭伸に“64年ぶり”高卒新人開幕投手の目
「64年ぶり」があるかもしれない。 ドラフト会議で巨人、阪神との3球団競合の末に奥川恭伸(星稜)を引き当てたヤクルト。コントロールや直球、変化球のキレはもちろん、投球術も完成度が高く、逸材の獲得に高津新監督もご満悦。「即戦力と...
-
ヤクルト1位奥川恭伸 リスクゼロの投球で打者を子供扱い
パワーも兼ね備えた<テクニシャン>だから、奥川恭伸は価値が高い。多彩な変化球で、打者の顔色を見ながら投げられて、終わってみるとやられている。 これだけのサイズ(183センチ、82キロ)で150キロ近い快速球を投げられる高校生...
-
奥川は眉ひとつ動かさず…ヤクルト1年目でフル回転の不安
当たりクジと共に右手の拳を突き上げた。 奥川恭伸(星稜)を阪神、巨人と競合の末に引き当てたヤクルトの高津新監督。昨年まで続いていたドラ1のクジ引き連敗を9で止め、「肩の荷が下りた。緊張もしたし、変な興奮もした」と笑顔で語った...
-
体づくりに強い拘り 佐々木の“ハードル”に尻込み球団続出
「40歳まで野球をやりたいです」 3日、大船渡の佐々木朗希(3年)は、母・陽子さん、国保監督、そして吉田部長と計4人でヤクルトとロッテとの面談に臨んだ。佐々木本人はロッテとの面談で、冒頭のように伝えたという。 佐々木が...
-
燕バレンティン国内FA権取得で…移籍先にロッテが急浮上
「来年はどのチームでプレーするのを見たい?」 3日、ヤクルトのバレンティン(35)がツイッターでファンにこう呼びかけた。今季でヤクルトとの契約が切れると同時に国内FA権を取得。来季からは外国人枠を外れるため、「日本人」として他...
-
高津ヤクルトFA市場へ本腰 バレンティンの去就がカギ握る
「(来季の)キーマン?僕じゃないですか。現場の一番の責任者なのでしっかりしないと」 1日、ヤクルトの高津臣吾監督(50)は就任会見で笑顔でこう話した。 最下位に終わった今季、チームは両リーグワーストの防御率4・78、7...
-
研究されてもHR量産 ヤクルト村上を変えた助言と意識改革
記録更新目前となった。 16日の広島戦で2発を放って35本塁打、中西太の持つ高卒2年目以内の最多本塁打記録(36本)まであと1本に迫ったヤクルト・村上宗隆(19)のことだ。 シーズン中盤には相手チームに研究され、三振...
-
10代最多32号 ヤクルト村上“2冠”なら年俸どこまで上がる?
清原・坂本勇超えもあるかもしれない。 優勝の可能性が完全消滅し、CS進出も絶望的な最下位ヤクルト。5日は広島に完敗し、5位中日とのゲーム差は8に広がった。 そんなチームで奮闘しているのが村上(19)だ。もっか32本塁...
-
人を育て伸ばすとは…ヤクルト村上の開花に小川監督の胆力
ヤクルトの高卒2年目野手、村上宗隆(19)が過去の「怪物」に肩を並べた。今季31本、86打点は本塁打で清原和博、打点で中西太さんに並ぶ、高卒2年目以内のプロ野球記録である。 一方で打率はセ・リーグ最下位の.232。守備では一...
-
10代で史上初本塁打王を狙う燕・村上「勝利打点」の価値
28日は6打数1安打だったものの、もっか31本塁打(リーグ3位タイ)、86打点(同1位タイ)と活躍中のヤクルト村上(19)。高卒2年目以内の限定記録とはいえ、清原(西武)が1986年の1年目にマークした31本、さらに53年に2年目の...
-
燕・山田 イチローを上回る日本記録32連続盗塁成功の秘訣
「メジャーでも、この走塁技術が高く評価されています」 米球界関係者がこう言うのは、21日の広島戦で今季27個目の盗塁(二盗)を決めたヤクルトの山田哲人(27)。昨季から32連続の盗塁成功となり、ソフトバンク・福田が持つ日本記録...
-
上位球団は警戒…最下位ヤクルト自力CS消滅で増す不気味さ
ヤクルトが連勝した。といっても、大差の最下位。借金21を抱え、CS圏内の3位とは13.5ゲームの差がある。9日には、12球団で唯一、自力でのCS進出の可能性が消滅した。 中堅選手が複雑そうな表情でこうこぼす。 「もちろ...
-
G戦不振ヤクルト村上が…サヨナラ弾にベイファンはムカッ
DeNAのファンは、「ふざけるな!」という心境ではないか。 12日のヤクルト戦でまさかの逆転サヨナラ負け。九回表に2点を勝ち越しながら、その裏に守護神の山崎が2本塁打を浴びた。ましてや、試合を決めたのがヤクルト村上宗隆(19...
-
ヤクルトファンも勝負度外視 楽しみは村上宗隆の打撃だけ
最下位ヤクルトはDeNAに勝っても5位中日とは5ゲーム差。CS進出も厳しい状況だが、勝負を度外視してファンが注目しているのが村上宗隆(19)の数字だ。 この日は1点を追う二回に、20試合ぶりとなる21号同点ソロ弾を左翼席に運...
-
ヤクルトに連敗…巨人の“カモられ戦犯”は捕手かベンチか
1―8で最下位のヤクルトに連敗を喫した25日の試合、巨人はまたこの男に手痛い一発を食らった。五回に、前打席で2点適時打を打たれた4番のバレンティンに4試合連続となる20号ソロを被弾。ダメを押された一発は実に、今季の巨人がバレンティン...
-
最下位脱出へ必死 ヤクルト指揮官が初会話した意外な敵将
まだ諦めてはいない。 「1強5弱」のセ・リーグで、不屈さを見せる意外な指揮官がいる。ヤクルトの小川監督である。 さる12、13日の球宴でコーチを務めた小川監督。2010、12、13年と過去3度、コーチとしてベンチ入りし...
-
リーグワースト16連敗記録のヤクルト“広島の惨状”どう見る
今季は全体的に「大型連敗」が多い。9日、DeNA戦に敗れたヤクルトの16連敗を筆頭に、DeNAが10、楽天も10、そして今その渦中にいるのがこの日、10連敗を喫した広島である。 交流戦の前にさかのぼれば、5月はヤクルト相手に...
-
移籍後初勝利のヤクルト山田大“長身軟投派”ゆえの賞味期限
鷹の育成出身左腕が、神宮で羽ばたいた。 8日、ヤクルトの山田大樹(30)が、ソフトバンクから移籍後初勝利となる2年ぶりの白星を手にした。 初回、DeNA打線に4者連続安打を許し2点を失うも、二回裏に4点の援護。5回3...
-
原巨人の独走態勢に“待った”かけるか DeNA急浮上の不気味
巨人がリーグ戦再開後のヤクルトとの秋田シリーズ2試合に連勝した。 6月30日の試合は、四回、連続四球を足掛かりに無死二、三塁とし、ビヤヌエバの一飛をヤクルトの一塁・村上が落球する間に同点。1点ビハインドの八回無死一、二塁の場...
-
阪神高山が復調気配 “放出回避”を誰よりも安心したのは?
復調気配を見せている。 阪神の高山俊(26)である。故障で二軍調整中の福留に代わって左翼でスタメン出場するなど、ここまで43試合に出場し、打率.282をマーク。規定打席には到達していないが、近年は湿り続けていたバットから、徐...
-
借金生活に株主落胆…ヤクルト村上宗隆の重圧は膨らむ一方
「がっかりする」 19日に開かれたヤクルトの株主総会で株主から厳しい言葉が飛んだ。 リーグ最下位、交流戦も9位。衣笠球団社長兼オーナー代行は「敗因は多々あるが、先発投手陣の不調と中継ぎの登板頻度が高まり、全体的な投手陣...
-
50打点でセ1位 ヤクルト村上の“大物キャラ”は高校時代から
きょうも稼いだ。 打点王へ快走を続けるヤクルトの村上宗隆(19)。12日の楽天戦でも2ランを放ち、打点をリーグトップの「50」に伸ばした。もし19歳で打点王になれば、セ・リーグでは王貞治、長嶋茂雄の持つ22歳の最年少記録を大...
-
打点トップも失策ワースト…燕・村上を支える意外な人物は
攻守の「温度差」は埋まるか。 プロ2年目で主軸を任されているヤクルトの村上宗隆(19)。先月29日には10代の4番打者として清原和博以来32年ぶりの一発を放った。 リーグ3位の15本塁打を誇る打撃力の一方で、11失策...
-
ヤクルトファンには内緒だけどね いっそ日本新記録を…
ヤクルトの連敗が16で止まってよかったね。ホントよかった。本拠地ではなくてビジターの横浜だったから、お祭り騒ぎというほどではなかったが、控えめな東京音頭だった。 やっぱアレだな。敵陣でもあるし、スタンド総立ちで「ヨイヨ~~~...
-
昨季交流戦は最高勝率 再現狙うヤクルトはリリーフが命綱
トンネル脱出後の初戦は黒星スタートとなった。 4日に幕を開けた交流戦。さる2日に泥沼の16連敗から脱したばかりのヤクルトは延長戦の末、日本ハムにサヨナラ負けを喫した。 昨季は交流戦で最高勝率をマークし、セ・リーグで唯...
-
16連敗で脱出…ヤクルト21人が“地獄の21日間”を振り返る
「連敗中は試合後の疲れがすごかった。気持ちを切り替えよう、盛り上げようとは思うけど、ロッカールームの雰囲気は明らかに暗かった」。2日のDeNA戦に勝利し、リーグワースト記録に並ぶ連敗を16で止めたヤクルトの選手からは、こんな声が聞かれ...
-
ヤクルト連敗16で止めた “20歳の若女房”古賀優大の学習力
21日ぶりに勝った。 ヤクルトが連敗を16で止めた2日、小川監督は「ホッとした……って言っちゃいけないけど、とりあえずホッとしたのが正直な気持ち。(この3週間)なんとかして連敗を止めなきゃという思いしかなかった」と胸をなで下...
-
ヤクルト15連敗で風雲急…早くも聞こえる“ポスト小川”候補
接戦には持ち込んだが、あと1点が遠かった。 ヤクルトの小川淳司監督(61)は、最後の打者となった奥村が二ゴロに倒れたのを見届けると、重い足取りでベンチ裏へと歩みを進めた。 「終盤の失点が痛かった。終盤に追い上げたので失...
-
14連敗で緊急MTG…ヤクルト小川監督の去就と補強の行方は
ついに最下位に転落した。 30日、ヤクルトは広島に3タテを食らって14連敗。球団ワースト記録の96敗で最下位に終わった2017年の数字に並んだ。当時は引き分けを1つ挟んでおり、今回の方が重症か。これで1970年に喫したセ・リ...
-
コーチはバレにお灸 泥沼13連敗ヤクルトが主砲外した理由
■相性悪い大瀬良 もう2週間以上、勝ちに見放されている。 ヤクルトは29日、広島に敗れて、泥沼の13連敗。球団記録の「16」まであと3に迫った。 この日の広島の先発は、対ヤクルト戦10勝無敗の右腕・大瀬良。ヤク...