阿部慎之助
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リードに悩む阿部慎之助は「サインイップスになります」
どんなにベテラン、大物になっても、捕手のリードには傾向、クセが出るものだ。中日の谷繁元信にもあったし、巨人の阿部慎之助もしかりだった。2011年オフに巨人のバッテリーコーチとなった私は、こう聞いたことがある。 「リードってめち...
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12年打撃2冠&MVP裏で…阿部の配球グセが阪神にバレていた
2012年、巨人の主将だった阿部慎之助は初の打撃タイトルとなる首位打者、打点王、最高出塁率を獲得し、セ・リーグMVPに選出された。 ちょうど1年前、11年オフに私は一軍バッテリーコーチに就任。その年の対阪神戦のデータを洗い出...
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巨人次期監督争い 桑田vs阿部“万事正反対”で火花バチバチ
巨人がOBの桑田真澄(52)を一軍投手チーフコーチ補佐として招聘することになり、波紋が広がっている。 「全権」を担う原監督は12日の会見で「野球人として人間力、生きざまに興味がある。すごく勉強になる人」と説明した。 【写...
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巨人5冠達成の日 私は「お世話になりました」と部屋を出た
2012年、巨人の一軍バッテリーコーチ就任1年目は、交流戦からペナント、CS、日本シリーズを制し、さらにアジアチャンピオンになって「5冠」を達成した。「日本一になったら年俸を上げてもらう」と約束をしていたつもりだった私はその日、韓国...
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原巨人ドラ2異例の先物買い 次期阿部政権への置き土産?
「隠れドラフト1位」が巨人の一員になった。 ドラフト2位・東海大の山崎伊織投手(22)が3日、都内で契約金7500万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。 今年、右肘のトミー・ジョン手術を受け、現在はリハビリに取り組み...
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巨人菅野は日本Sでフル回転するか カギは宮本コーチの決断
巨人の菅野智之(31)が17日、通算4度目の「東京ドームMVP賞」を受賞した。巨人では松井秀喜、阿部慎之助、坂本勇人の3度を超える最多受賞となった。 東京ドームでは12試合に先発。2完封を含む8勝2敗、82奪三振、防御率2・...
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巨人・岡本が初タイトル当確 本塁打&打点「2冠王」の値段
巨人・岡本和真(24)が「2冠」に当確ランプをともした。 31本塁打はリーグ2位のヤクルト・村上、阪神・大山に3差。96打点は2位村上に10、3位大山に11差をつけている。巨人、阪神は2試合、ヤクルトは1試合を残すのみ。若き...
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G岡本が2冠返り咲き 初タイトルに「必要なこと」恩師助言
もがいていた巨人の4番・岡本和真(24)が再び2冠に返り咲いた。 22日のヤクルト戦の三回。吉田喜が投じた真ん中の141キロをはじき返すと、打球はバックスクリーンに飛び込む26号2ランとなった。七回には中前打でさらに1打点。...
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G原監督が事実上の後継指名 阿部二軍監督をヘッド代行抜擢
異例の措置ではある。 16日の阪神戦から阿部慎之助二軍監督(41)がヘッドコーチ代行として、一軍ベンチ入りすることになった巨人。虫垂炎で手術、入院する元木大介ヘッドコーチ(48)が復帰するまでの緊急対応だが、OBで元投手コー...
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原監督の隣で評価上げる“参謀”巨人・元木ヘッドの万能ぶり
巨人の原辰徳監督(62)の「V9監督」超えはお預けとなった。10日の中日戦。0―1の八回に吉川尚の2点適時三塁打で一時は逆転に成功したものの、その裏に同点とされ、そのまま引き分けた。 2002年の就任から監督として通算14年...
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ロッテで剛腕復活! 澤村の反骨精神に火をつけた4人の名前
前日に巨人からトレード移籍したロッテ・澤村拓一(32)が入団即出場となった8日の日本ハム戦で3者連続三振。スポーツ紙が1面で大騒ぎする「衝撃デビュー」から一夜明けた9日の試合は出番がなかったが、剛腕復活に可能性を感じさせたのは確かだ...
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ディプラン1回KOも G阿部二軍監督のドミニカ選手育成計画
阿部チルドレンがホロ苦デビューとなった。 巨人のナティーノ・ディプラン(26)が26日のヤクルト戦に来日初登板初先発。初回に2点の援護をもらったものの、その裏、2番・山田哲に151キロをバックスクリーンへ叩き込まれると、4番...
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原&阿部でオフに巨人が大量リストラ 澤村もリスト入り危機
「投げるボールは一級品で、潜在能力は菅野クラス。でも、期待値だけじゃ飯は食えない。原監督もサジを投げつつある」 巨人OBがこう言う。 22日の広島戦に先発、5四死球を与えるなど、3回途中5失点でKOされた畠(26)のこ...
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西武内海に巨人出戻り情報 復活気配も来季はコーチ修行か
「調子は良かったけど、ジョーンズの入り方は反省しても反省しきれない」 プロ17年目の西武・内海哲也(38)が昨23日、出場選手登録を抹消された。 22日のオリックス戦で移籍後初登板初先発。巨人時代の2018年9月14日...
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G二軍は中大に20失点の赤っ恥 今秋ドラフト戦略に異変必至
巨人の二軍が13日、阿部慎之助監督(41)の母校・中大とのプロアマ交流戦に臨み、20失点のボロ負けを喫した。 先発した桜井はドラフト上位候補の4番・牧秀悟内野手(4年)に逆方向の右翼へ本塁打を叩き込まれるなど、3発を浴びて4...
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巨人快進撃で宙に浮く“ポスト原”阿部禅譲の既定路線が混沌
巨人の一人旅が始まりそうだ。5日に5球団との対戦を終えて10勝4敗1分けの首位。他球団の体たらくが目立ち、原辰徳監督(61)は早くも「左うちわ」をあおいでいる。 開幕カードで3タテを食らわせた阪神は、その後も立て直すことがで...
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広島はなぜ選手が育つ?巨人と相反する球団方針に答えアリ
私の指導者人生で基礎となったのは、ドラフトで指名した生え抜きの選手を育てていくカープでの経験だった。 対照的に資金が豊富な巨人は、FAなどの補強を重視してきた。逆指名制度があった1990年代から2000年代、有望な即戦力選手...
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巨人球団社長が“ポスト原”に初言及「阿部、松井、由伸…」
巨人の今村司球団代表取締役社長兼編成本部長(59)が、日刊ゲンダイの独占インタビューに応じた。阿部慎之助二軍監督やOBの松井秀喜氏など次期監督について言及。初めて山口俊(ブルージェイズ)に認めたポスティング移籍、減少しているといわれ...
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巨人・阿部二軍監督は夜もグラス片手に宿舎の自室で指導
阿部慎之助二軍監督(40)がめまぐるしく動いている。 18日はフリー打撃に登板。30分以上投げ込んだ後は、外野ノックを行った。1日にキャンプインして以来、グラウンド内を縦横無尽。青年監督らしく、じっと練習を見ていることがあま...
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阿部二軍監督“初采配初勝利”も…育成勢起用は原監督の腹ひとつ
巨人の阿部慎之助二軍監督(40)が“初采配初勝利”を挙げた。 4日の紅白戦で一軍と対戦した二、三軍(ファーム組)は、三回に4安打3点、五回にも3安打で3点を追加。14安打7得点の猛攻で7―1と一軍を圧倒した。 目立っ...
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阿部二軍監督の怒声に“精神的”故障者リスト入り選手続出?
1月31日、原辰徳監督(61)ら首脳陣がキャンプ地の宮崎に入った。セレモニーで原監督は「我々も風紀を乱すことなく、宮崎県民の方とともに成長していきたいと思います」と挨拶した。 今キャンプで注目を集めそうなのは、一軍より指導者...
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阿部監督就任で…巨人宮崎キャンプは二軍の方が厳戒態勢
巨人キャンプ地の宮崎市が「厳戒態勢」で選手たちを迎える。 といっても一軍のことではない。連日、話題を振りまいている阿部慎之助二軍監督(40)率いるファームのこと。人気者の就任で、これまでと警備体制が変わるというのだ。 ...
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巨人二軍監督に就任後 まず岡本を7番から4番に固定した
松井秀が「剛」の打者なら、阿部と岡本和真は「柔」である。柔軟性がなく、引っ張り専門だった入団当初の松井秀の方が飛距離は上。一方でポッチャリした体格の岡本は肘の柔らかさとバットのしなりが使えるため、逆方向にも大きな打球が打てた。 ...
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落合は「絶対に当てないから大丈夫」と涼しい顔で言った
■10分遅刻した阿部に命じた正座 2001年、新人だった阿部慎之助は開幕から正捕手を務め、夏前に疲労がピークに達していた。 練習量が減る横浜スタジアムや神宮でビジターの試合がある場合、若手はジャイアンツ球場で10時半開...
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阿部慎之助はこうして高等技術「ツイスト打法」を会得した
アマ球界トップの捕手という触れ込みで2001年に中大の阿部慎之助がドラフト1位で巨人に入ってきた。それまで村田真一が巨人の正捕手を務めていたが、新旧の交代の時期でもあった。当時はまだスリムな体形。硬かった松井とは対照的に上体やバット...
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ライバル消えても…阿部の「巨人監督」を脅かす大穴の存在
このオフは誰よりも多忙だ。 今季限りで19年間の現役生活にピリオドを打った巨人の阿部慎之助二軍監督(40)。秋季練習から指導者人生をスタートさせると、11月にはドミニカ共和国、プエルトリコの中南米諸国を視察。その後は台湾へ飛...
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原巨人は来季助っ人10人 阿部二軍監督いきなりとばっちり
巨人がハイペースで外国人補強を敢行している。阿部慎之助二軍監督(40)らが今月中旬にドミニカ共和国を視察。内野手のエスタミー・ウレーニャ(20)、投手のナティーノ・ディプラン(25)を育成選手として獲得することが濃厚となった。巨人は...
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伝説のコーチが初激白<下>阿部二軍監督には良き参謀が必要
37年間にわたって広島と巨人で打撃コーチなどを歴任。巨人では松井、高橋由、阿部、広島でも前田智や金本ら数多くの名選手を超一流に押し上げてきた「名伯楽」、内田順三氏(72)がコーチ哲学などを語った。 ◇ ◇ ◇ 長...
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伝説のコーチが初激白<上>阿部慎之助は指導者の資質がある
今季限りで現役を引退し、指導者として再スタートを切った巨人の阿部慎之助二軍監督(40)。現在ジャイアンツ球場で行われている二軍の秋季練習では、連日ノックの嵐を浴びせ、自ら打撃投手を務めるなど、若手と一緒に汗を流している。 い...
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G秋季練習で始動 原監督の教示より注目された阿部二軍監督
令和1年11月1日午前11時11分、巨人の新体制がスタートした。川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習で、原辰徳監督(61)が、一、二、三軍の選手、スタッフを前に「必ず力のある選手を試合に使う」などと訓示した。 しかし、...