栗山監督が直接通達 日ハム公式戦“吉田vs柿木”対決の狙い

公開日: 更新日:

「昨夏決勝の再現」とスポーツマスコミが騒いでいる。

 日本ハムの高校生ルーキー、吉田輝星(金足農)と柿木蓮(大阪桐蔭)が、16日の紅白戦で先発することに関してだ。14日、栗山監督が2人のブルペン投球を見た上で、本人たちに伝えた。

 決勝で対戦した甲子園のヒーローが、プロの舞台で再び投げ合う。嫌でもファンやマスコミが注目するが、栗山監督の狙いは単なる話題づくりではないという。

「通常の高校生投手ならこの時期、体づくりに専念させるが、2人はそうじゃない。よければ、かつてのダルや大谷のように1年目から投げさせる可能性もある。それだけに早い時期から16日の紅白戦に合わせて調整するよう本人たちに伝えたし、実力を見極めようとしているのです。互いにライバル心を持っているので、相乗効果も期待できますからね。吉田ばかりが注目されてるが、柿木に対する評価もかなり高いと聞きました」(日本ハムOB)

 高校生ルーキーの2人を先発させることで他の若手投手や、対戦するであろう2年目の清宮ら若手野手にハッパをかける狙いも栗山監督にはあるそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今