高卒OP戦弾は大谷以来 広島小園“BIG3超え”で開幕一軍の目

公開日: 更新日:

■大谷よりデカい尻

 小園は178センチ、84キロとプロでは大柄とはいえない。それでも尻回りは大谷翔平の高校時代(102センチ)よりも大きいことになる。高ヘッドコーチはキャンプ中、「練習に音を上げたり、不満そうな顔ひとつせず、ついてきている。それだけでも十分にすごいこと」と話していたし、この日の試合後には、「上でやれる力はある」と評価した。前出のOBが続ける。

「遊撃守備はコーチ陣も『プロと比べて遜色ない』という評価。前への打球に対する動きがいい。脚力がなければ前でさばけない。その上、打撃で長打力があることをアピールした。普通の高卒野手は追い込まれると、いろんなボールを意識するため反応が遅れて詰まったりするもの。いくら甘い球とはいえ、追い込まれながら一発で仕留めるのは大したもの。それも引っ張っての打球です。球団は、高卒投手は強化選手として三軍で鍛える方針がある。高卒野手は明確な育成の縛りを設けていない。3月15日に二軍の公式戦が開幕するまで結果を残し続ければ、緒方監督も二軍に落とすに落とせない。開幕一軍も十分にあり得ます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今