「CS男」の面目躍如 ソフトB内川聖一が短期決戦に強いワケ

公開日: 更新日:

 鷹のCS男が、ファイナルステージへのキップをもぎ取った。

 ソフトバンクは7日、楽天に2―1で勝利。全打点を叩き出したのが、ベテランの内川聖一(37)だ。

 浅村のソロで先制された直後の四回、2死一、二塁の場面で同点タイムリー。七回には決勝打となる先頭打者弾を放ち、チームを勝利に導いた。

 内川は今季が2年契約の2年目。年俸4億円と破格ながら、昨季は打率・242、今季は・256と期待に応えられなかった。首位打者争いの常連だった面影はなく、オフの契約更改でダウンは免れないだろう。

「一時代を築いたヒットメーカーとはいえ、さすがに年齢が年齢です。若い頃はケガ知らずだったが、近年は故障が増加。その上、トシのせいか完治しにくいという悪循環に陥っている。動体視力も衰えているともっぱら。そのため、キャンプでは動体視力強化のトレーニングに励んでいた」

 とは球団OB。今の内川に、長いシーズンを戦い抜く力がなくなりつつあるのは確かだろう。

■CS3冠

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾