著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

西武の水上由伸選手がプロ初勝利 育成入団だから見逃してましたが…

公開日: 更新日:

 埼玉西武ライオンズの水上由伸選手が4月20日の対マリーンズ戦でプロ初勝利をあげました。えっ知らない? そうでしょうね。育成ドラフトで入団した2年目の中継ぎ投手を知ってるのは西武ファンか結構詳しいパ・リーグファンだけかもしれません。私も今年3月にベルーナドームで観戦した際に知りました。内角にきっちり投げ込む小気味のいいピッチングが気になりプロフィルを調べたところなんと長野県出身。育成ドラフトで入団した昨年5月に支配下契約、6月の一軍デビューから17試合連続無失点のパ・リーグ新記録とのこと。同郷の選手は入団時にチェックしてたつもりだったけど育成入団だから見逃してたよ。水上君ごめん。でもその日からごひいき選手に。

 同郷ってだけでとお思いの方が多いと思いますが、長野県出身の野球ファンにとっては同郷選手って気になる存在なんですよ。何しろ少ないので。2022年現在の12球団で支配下選手が西武水上の他には巨人直江、阪神高寺君、そして今をときめく横浜牧秀悟と4人だけ。恐るべし野球選手不毛地帯信州。過去に目を向けても阪神御子柴、日ハム上田、中日雄太、楽天聖沢って渋いというか地味というか。三冠王の中島治康なんてまだ私が生まれてない時代だもんなぁ。おっと野球好きじゃない方読むのやめないでくださいね。でもこれだけ総数が少ないと全部長野県出身選手のことを親戚を応援する気持ちで応援できますね。大阪出身だったら多すぎて覚えきれないでしょ?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇