巨人入り松本剛のFA「人的補償」は誰だ? 坂本勇人はプロテクトの見込みも、田中将大は…

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 日本ハムから国内FA権を行使して巨人に2年総額2億5000万円で移籍した松本剛(32)。

 今季の年俸は1億1000万円で、金銭か人的補償が必要なBランクとみられるため、日本ハムの球団関係者は「検討する」としている。

 注目は巨人が作成する28人のプロテクトリストから漏れた選手を日本ハムが指名できる「人的補償」だ。さる球界関係者がこう言った。

「坂本のプロテクトリスト漏れの可能性が取り沙汰されています。5億円という高額年俸のため、日本ハムの新庄監督は手を出さないだろうという見立てもあり得ますが、タカをくくるのは危険。巨人は過去にFA補強の代償として、大功労者の長野や内海を人的補償で取られ、ファンから大バッシングされたトラウマがある。原前監督が『人的補償という悪しきルールだけは廃止してもらいたい』と言ったほどで、今回は万が一に備え、坂本はプロテクトされる見込み。ただ、田中将はリストに入らないことが濃厚。日米通算200勝はすでに達成済みで、球団としても、貴重な1枠を使う義理はありませんから。先日移籍を直訴して波紋を呼んだ捕手の山瀬も、リストから外れるとみています。次世代の正捕手候補ですが、日本ハムの主力捕手には、25歳の田宮、27歳の郡司、23歳の進藤がおり、山瀬を外しても手を出さないと巨人が判断する可能性がある。とはいえ、日本ハムはダブル正捕手だった伏見を阪神にトレードに出したばかり。24歳と若くて伸びしろのある山瀬に触手を伸ばさないとは言い切れませんが……」

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