巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」
9日の現役ドラフトで巨人が「北の剛腕」を手に入れた。
日本ハムから獲得した松浦慶斗(22)は、2021年のドラフト7位で大阪桐蔭から入団した4年目左腕。身長186センチから投げおろす、MAX155キロの剛速球が武器だ。今季は一軍登板がなく、二軍で19試合(先発6)に登板して2勝2敗3セーブ、防御率3.41。期待はされながらも、一軍通算は6試合で0勝1敗、防御率5.40と殻を破れないでいた。
セ球団の編成担当がこう言う。
「最速150キロ台後半の速球とフォーク、スライダーを武器に、三振を取れるパワーピッチャーです。今季は二軍でもそれほど多くの登板機会はなかったものの、37イニングで35三振(奪三振率8.51)。昨年は二軍で39イニングを投げて48三振、奪三振率11.08の高水準だった。一方で、パワーピッチャーらしく、ボールが暴れる。今季は18四球で与四球率は4.38。課題の制球がまとまってくれば、面白いとは思って見ていました。巨人で久保巡回投手コーチによる〝魔改造〟がハマれば、化ける可能性はあるのではないか」


















