著者インタビュー
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「回想 イトマン事件」大塚将司氏
30年経った今も、“戦後最大の経済事件”と言われる「イトマン事件」。大阪の中堅商社だったイトマンは、バブル経済の中で不正な絵画取引などに関わり、その乱脈経営の結果、3000億円ものカネが闇社会に流れ…
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「『エビデンス』の落とし穴」松村むつみ氏
新型コロナウイルスのワクチンに効果はある/ない。糖質制限は体にいい/悪い。味噌は血圧を上げる/上げない。多種多様な相反する健康情報が飛び交うが、一体どれを信じたらいいのか。そんな諸兄の疑問を解消する…
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「盆踊りの戦後史」大石始氏
夏休みには生まれ故郷に帰り、親兄弟や地元の仲間たちと盆踊りに参加する。そんな日本の夏の風物詩的行事も、2020年は新型コロナウイルスの影響で消え去ってしまった。 「盆踊りには感染防止ガイドライ…
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「絶対はずさないおうち飲みワイン」山本昭彦氏
「ステイホーム」で気軽に外食ができなくなり、この1年ですっかり家飲み派に転じた人も多いのではないか。 「新型コロナで飲食スタイルはすっかり変わり、家飲みを充実させたいという人が増えています。そん…
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「動物園・その歴史と冒険」溝井裕一氏
「動物は人間にとって身近な他者です。人間がその他者をどう見てきたかを映し出す動物園は、社会の縮図と言えます」 動物園が誕生したのは18世紀末のヨーロッパ。だが、珍種を集めて展示する「動物コレク…
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「『3密』から『3疎』への社会戦略」金光淳氏
「3密回避」が叫ばれてもうすぐ1年。会社命令で始めてはいるが、在宅勤務はやっぱり何かと不便だし、リモート飲み会もイマイチだとのボヤキの声も聞こえてくる。しかし、著者は今こそ働き方やライフスタイルを変え…
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「『細雪』とその時代」川本三郎氏
文豪・谷崎潤一郎が戦時下に書き続けた「細雪」。大阪・船場の旧家の4姉妹を主人公に、昭和11年から16年まで足かけ6年の暮らしが描かれた物語である。本書では、この不朽の大河小説を子細に読み解き、4姉妹…
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「今度生まれたら」内館牧子氏
シニアのセカンドライフを描いた「終わった人」「すぐ死ぬんだから」に続く第3弾。これまで定年した60歳の男性、加齢にあらがう78歳の女性が主人公だったが、今回はじめて著者と等身大の70歳を主人公に据え…
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「絶滅危惧 個人商店」井上理津子氏
「私の住まいの近く、阿佐ケ谷駅前の文房具店に、あるとき『これと同じものを下さい』と100円そこそこのボールペンを持って行ったら、店主に『もったいない。まだ使える。替え芯がある』と言われたんです。その日…
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「電柱鳥類学」三上修氏
鳥はなぜ電線に止まるのか? なぜ感電しないのか? 電柱をこよなく愛し、スズメやカラスなど、都市に暮らす鳥を研究してきた鳥類学者が、鳥と電柱の関係を解き明かしたユニークな一冊を上梓した。 …
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「タブレット純のムードコーラス聖地純礼」タブレット純氏
「ムードコーラス」という音楽ジャンルをご存じだろうか。演歌でもなく歌謡曲でもなく、ムードコーラス。 本書は昭和時代にブームを巻き起こしながら、忘れられた音楽ジャンルであるムードコーラスにスポッ…
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「ウンコはどこから来て、どこへ行くのか」湯澤規子氏
「ウンコは汚物に生まれるのではない、汚物になるのだ」 プロローグのこの一節に、本書のエッセンスが凝縮されている。生きるために重要で身近な存在のはずが、社会から排除されつつある私たちのウンコ。そ…
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「夫のLINEはなぜ不愉快なのか」山脇由貴子氏
夫側からすれば、どうにも納得しかねる本書のタイトル。必要な伝達事項を送っただけのLINEで、妻が不愉快になるなんて。いったい何が気に食わないのか。 「基本的に男性は、何かを伝える必要が生じたと…
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「冬の狩人」大沢在昌氏
「佐江は見てくれの悪い、冴えないおっさんなんだけど、反骨精神の塊で心が強い。前作で死なせるつもりだったんだけど、仏心が起きて、つい生かしてしまった。それで、続編ができたということです」 累計2…
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「龍神の子どもたち」乾ルカ氏
これまで少年少女を主人公にした青春小説やミステリーなど幅広いジャンルで作品を手掛けてきた著者。最新作では、今も議論が分かれる土地開発を背景に、生活や慣習などでの“新旧”住民のさまざまな違いや、子供た…
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「黒魔術がひそむ国」春日孝之氏
「大統領の正確な誕生日なんて確認できっこない」 なぜなら黒魔術で呪われるのを恐れているから――。 本書は、ミャンマー情報省幹部のこんな話から始まる。著者は毎日新聞でアジア総局長を務めた…
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「万葉ポピュリズムを斬る」品田悦一氏
新年号が「令和」と決まった時、著者の文章がツイッターで拡散された。年号の典拠となった「万葉集」の解釈を巡り、政権を舌鋒鋭く批判したものだった。 本書は話題となったその文書に加え、我々が今、「…
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「山へようこそ」石丸謙二郎氏
俳優の石丸謙二郎氏が、人生初となるエッセーを上梓した。「世界の車窓から」のナレーションを彷彿させるやわらかな文体でつづられているのは、山登りの魅力とそのノウハウ。実は著者、山歴50年の大ベテランなの…
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「ジジイの片づけ」沢野ひとし氏
新型コロナウイルスの感染で家で過ごすことが増え、「ちょっと片づけでもするか」と重い腰を上げた人も多いのではないか。本書は、御年75歳の著者が片づけの意外な効用や、片づけにまつわるエピソードをユーモア…
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「新橋パラダイス」村岡俊也氏
今もなお、戦後闇市から脈々と醸成されてきた混沌がひろがり、昭和のにおいが色濃い新橋駅前ビルとニュー新橋ビル。再開発計画で失われようとしているこのディープなビルに通いつめ、その全貌と情緒あふれる人間模…