「GLAY」10年ぶりEXPO 時間が解決した大舞台復帰
「僕らの20周年は東北とともにあります」
事務所社長兼リーダー、TAKURO(42)が力を込めた。
「HOWEVER」「口唇」「誘惑」など数々のヒット曲を生んだロックバンド「GLAY」のメンバー4人が25日、久しぶりに報道陣の前に登場。3・11の被災地でもある東北・宮城で5万人規模の大型ライブ「GLAY EXPO」(9月20日)を開くと発表した。
同EXPOは10年ぶり4度目の開催。1999年に1公演で20万人を動員し、日本の音楽史上最多規模を記録した一大イベントの復活というわけだ。
今年でメジャーデビュー20周年。この日のメンバーは黒ずくめの衣装でキメていたが、全員がアラフォーとなり、見た目も年相応になっていた。
90年代半ばから00年代前半、テレビやラジオでは彼らの曲がバンバン流れていた。が、ある騒動を機に活動自粛に追い込まれてしまった。
「デビュー10年を区切りに当時の所属事務所から独立を決めたが、業界の実力者を巻き込んでひと悶着があった。著作権を巡る訴訟沙汰も2度やっている。最終的にGLAYの4人に著作権の帰属が認められましたが、これでダーティーなイメージがついてしまった。芸能界は心象商売。事実上、干されてしまったのです」(音楽関係者)